2011年2月14日月曜日

子供の発想力

 
先日、家にあるハサミに興味を示し始めた息子。
 
 
手を動かすたびにチョキチョキと小気味良く紙が切れる魔法のツールが指も同じように切れるとは思っていないようで、とにかく「かして~~~!!」と連呼するので、とりあえず両親監視の元ハサミデビューをすることに。
 
 
 
でも、さすがに金属製のハサミを常用させるのは怖いので、「アンパンマン はじめてのはさみ」という樹脂製のハサミを購入。
 
 
 
金属製の物とは違って切れ味はいまいちのため、切ろうとして紙がフニャっとなるたびに明らかに「イラッ」とゆがむ息子の顔。
 
 
 
そんな気を紛らわせながら同商品(はさみ)のパッケージを見ていると、中にちょうどそのハサミで切りやすい硬さの紙に、アンパンマンのキャラクターが印刷された紙が同封されていました。
 
 
 
「上手く切れたね~」「ちょきちょきできるね」などと声をかけてあげてください的ないらんお世話が書かれていたが、それは無視してとりあえず一枚の紙を息子に手渡し指示を与えたのですが。。。
 
 
 
 
さて、ここで問題です。 想像してください。
 
 
6センチ四方ぐらいの紙にはアンパンマンの丸い顔がひとつ描かれています。
 
 
その紙の端から5ミリぐらいの太さの線で大きく数字の「9」の形が描かれていて、その「9」の丸い部分いっぱいにアンパンマンの顔が有る形です。
 
  
 
その状態で「線に沿ってアンパンマンのまわりを丸く切るんやで~」と言ってその紙とハサミを渡します。
 
 
 
仕上がりはどうなると思いますか?
 
 
 
そう、普通は線に沿ってアンパンマンのまわりを切るので、アンパンマンの顔が切り抜かれて終わりですよね。
 
 
ま、ハサミに慣れていない子供のことです。 ちょっとゆがんで頭が濡れてパワーダウンしたアンパンマンができるぐらいだと思って見ていたら、息子の答えは予想を裏切ってくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 



 
確かに、指示通り「線に沿ってアンパンマンのまわりを丸く」切ってます。。。
 
 
思わず「その手があったか。。。 正解!」と唸らされました。