2009年3月9日月曜日

BIOHAZARD 5


待ちに待ったタイトルがついに発売となりました。
 
 
週末はどっぷりと浸かってまぁまぁ話しを進めて行ったのですが、バイオシリーズを1からやっていて、バイオ「0」のためだけにゲームキューブまで買ったゲーキチ(ゲームき○がい)な私の感想としては
 
 
「これ、バイオか?」という感じです。
 
 
 
 
1~3と「0」(以下前期作品)に関しては、確かに「アクションホラー」という名を体言する内容でしたが、4からちょっと毛色が変わり、今作では4のシステムを受け継いだ上に、バイオのもうひとつの魅力でもある謎解きパズル的要素がほとんど無くなっています。
 
 
 
前期作品は弾丸をセーブするため、ヘッドショットを遠くから狙うか、ショットガンを使うときもかなり引き付けて撃つなど、「皮を切らせて骨を断つ」緊張感がありましたが、今作にはその緊張感がありません。
 
 
 
バイオシリーズの売りはやはりホラー要素でしょう。
それは単に映画のように突然敵が窓を突き破って現れるビックリ箱的な驚きだけではなく、画面ごとに固定アングルのカメラでしか見ることが出来ないという不自由さ(見たくても一歩先が見れない部分が存在する)もひとつの重要な要素だったと思います。
 
 
そのため、ドアをひとつ開ける度にドキドキしていました。
 
 
 
今作は4と同じくFPS(一人称視点シューティングゲーム)であるため、かなり自由に視点を動かすことができますし、なんといってもシチュエーションが昼間なので遠くの敵まで良く見える。。。
 
 
ライフルがあると、事前に遠くの敵も余裕で倒せる。。。
 
 
 
 
 
また、一般的なFPSであれば横からの攻撃には対応しずらいのですが、それを緩和させるためか敵の攻撃が異様に遅いのも緊張感をそいでいる要因だと思います。 前期作品は敵の近くを通るだけで「ウガ~」と攻撃して来ましたが、今作では振り返ると真後ろに敵がいるにもかかわらず、攻撃まで数秒の余裕があります。
 
 
 
時代劇で刀を構えて順番待ちをしている悪役みたいです。
 
 
だから、ほとんどの敵は走ってると攻撃を受けません。
 
 
ちょっと前までレフト 4 デッド【CEROレーティング「Z」】をプレイしていたので、その点はかなり不満でした。
 
 
レフト4は10体近くのゾンビが猛スピードで走って来て、周りを囲み、隙あらば後ろからも遠慮なく攻撃して来ます。
 
 
 
 
 
基本的にFPSが好きなので戦争物などが多いXbox 360を選び、同種のゲームをかなりこなして来た私としては、「バイオのストーリーは引き継いでいるが内容は別物」といった感じです。
 
 
カルロスゴーンがトップになってから発売されたスカイラインのような感じでしょうか。
(分かる人には分かる最高の例えだと信じます)
 
 
 
 
 
この手のゲームのモニュメント的存在でもあり、過剰に期待していたためちょっと残念な内容に感じましたが、初めてFSPをやる人にとってはとっつきやすい作品と言えるかもしれません。
 
 
バイオシリーズのもうひとつの魅力である隠し要素もたっぷりあるようなので、何度も遊べるソフトだとは思います。
 
 
 
 
 
「6」出るなら画像が落ちてもいいから昔のシステムに戻って欲しいな~