2011年2月12日土曜日

本質的な問題は?

 
最近ニュースを見るとどこもかしこも相撲の八百長問題ばかり。
 
 
しかし、これはわざわざニュースとして大騒ぎする程のことなんだろうか。
 
 
別にいいじゃん。 賭けの対象でもないショーなんだから。
 
 
そもそも相撲が「国技」と言われているが、誰が決めたの?
 
 
国によっては本当に国家機関から特別な地位や待遇を受けている物もあるが、相撲はあくまでも文化のひとつであって、法的な認定などは一切受けていない。
 
 
ある意味「言ったもん勝ち」で決まっているようなもんである。
 
 
まず、「国技館」なんて名前を付けたのが間違いの始まり。
 
 
国技の定義が「その国に根付いている特有の競技」というのなら、個人的には馬力合戦の相撲より、柔よく剛を制す柔道や合気道の方が「技術の日本」らしくて好きである。
 
 
で、どこのニュースでも触れないが、一番の問題は「野球賭博問題で押収した携帯のデータを復元したら出てきた」という本来の目的から離れた内容をリークした警察の体質ではないかと思う。
 
 
この点に触れた話は、大阪ローカルのやしきたかじんの番組ぐらいでしか聞いたことがない。
 
 
誰もが分かっていながら避けて通り、それを誤魔化すために「クロ」だと決まった対象を追い詰める卑怯な後だしジャンケンはもういいでしょう。