2009年5月26日火曜日

いい仕事してますな~


最近いろいろと打ち合わせがあり、こっそり屋の店主TAKAさんが週一ペースで当社事務所に来ています。
前々から気になっていたロングシガレットについて話しをしたところ
「じゃ、今度持ってくるわ」とのことで、実物を頂きました。
 
 
 
以前若手がジョークで使っていたもの(こっそり屋の商品ではない)は単なるアクリルの白い棒だったので、正直同じように白い棒にフィルターのような茶色い紙を巻いただけなのだろうと思っていたのですが実物を見て感心しました。
 
 
 
いや、ほんとにいい仕事してます。
 
 
 
サイトの写真では伝わりにくいと思いますが、本体にはしっかりと紙が巻いてあり、吸い口側も綺麗に処理されています。
 
 
何より、先のタバコの葉のディテールが見事!
 
当店お客様の証言ですが、あまりの出来の良さに出した後「本当に吸えるの?」と聞かれるほどです。
 
こりゃ買いですな。
 
 

2009年5月22日金曜日

弐号機大破

 
 
当社では事務用と動画編集用で二台のパソコンを活用しています。
 
 
そのうちの動画専用パソコンが突然の不調!
 
 
 
 
3台あるハードディスクのうち2台を認識しなくなってしまいました。。。。
 
 
 
 
システムが入っているCドライブを唯一認識するプラグに接続し、使っていなかったもう一つのプラグに残り2台の内の一台を接続。
 
 
 
そのデータをひとまずCドライブに移送して、もうひとつのハードディスクと交換して移送したデータを戻すという作業をチマチマとやっていました。
 
 
 
しかし動画専用のパソコンです。
 
 
これまで当店で発売したDVDの内容などが全て入っているわけです。 
 
 
編集前のなが~い動画もバッチリと。
 
 
 
 
データを移すだけで数時間の作業でした。
 
 
 
ひとまず二つのドライブが使えるのでこの状態で使い続けてみるつもりです。
 
 
 
 
ええ。 写真の状態でです。
 
 
蓋を開けっぱなしでハードディスクをむき出しのままでね。
 
 
文字通り「外付けハードディスク」です。
 
 

意外と快調に動くもんですよ。
 
 

2009年5月20日水曜日

GENOウィルス

 
新種のコンピューターウィルスGENOはウィルスが埋め込まれたサイトを見るだけで感染し、個人情報をパソコンから抜き取られる可能性があります。
 
 
詳細はhttp://d.hatena.ne.jp/elderris/20090518/1242651277
 
 
アドビ製品の脆弱性を突いて進入するらしいので、とりあえずはAdbe ReaderとFlash Playerを最新のものにしておくことをオススメいたします。
 
 
 


Adobe Reader(http://get.adobe.com/jp/reader/)最新版は9.1
Flash Player(http://get.adobe.com/jp/flashplayer/)の最新版は10.0.22.87
 
 
 
対処法はhttp://www31.atwiki.jp/doujin_vinfo/ でまとめられています。
 
 

今のところ私のパソコンもサイトも無事のようなので、フルバックアップを取っておこう。。。
 
 

 
 

2009年5月15日金曜日

改造

 
私は市販マジックグッズの重要部分だけを流用し、原型をとどめないぐらいに改造して使うことがあります。
 
 
その場合、やはりそれなりの覚悟が必要です。
 
 
特に高額商品の場合は。。。
 
 
 
 
それが自分の物であれば少しいじってテストをし、上手くいけばさらに改造をするという手法を取れるのですが、人から頼まれた物だとそうは行きません。 

一度で出来る最高の改造をしなくてはならないので、その分リスクが高くなります。
 
 


従ってお客様からのカスタマイズは受けていませんが、身近な友人であればアフターフォローが出来るので気が向いた時だけ(その代わり無料で)受けることもあります。
 
  

 
 
 
今回は北新地のマジックバーY’s ClubのレギュラーマジシャンであるORIONからの依頼で、スノーアニメーター4を改造することになりました。
 
 
 
 
依頼を受けたのが4月中ごろで、5月10日のステージで使いたいとのことでした。
 
 
時間的に余裕があるので承諾しましたが、その後引越しなどでドタバタしているうちにORIONから電話が。
 
 
 
O「アニメーターはいつできますか?」
 
銀「え。 今日何日?」
 
 
 
 
 

 
O「5月8日
 
 
 
 
 
 
 

銀「・・・・がんばるわ」
 
 
 
電話を切ってすぐに事務所に行くと、まったく手つかずのスノーアニメーターが奥に突っ立っていました。
 
 
 
 
さすがに焦ってとりあえずパーツを分解し、使う部分と使わない部分を分け、使わない部分から流用できそうな物をサイズを合わせて切り出し、数時間でパーツを用意。
 
 
 
電気系統の配線を一旦ばらして接続不良などを探して再度ハンダで固定しなおしたりしながら4時間ほどで思い描いていた形の90%ぐらいを仕上げました。
 
 
 
後は電池を充電してテストをするだけだったのですが、充電には数時間かかるとのことなので、接着剤の硬化を待つ必要もあるのでそこでその日の作業は終了。
 
 
 
 
次の日(9日・使用予定一日前)の午後4時に引き取りに来るので昼から仕上げにかかりました。
 
 
 
電池を繋いで駆動をテスト。
 
ギミックにプロペラが回る部分があり、予定通り勢い良く回ってくれていますが、なにやらカラカラという音が。。。
 
 
でも鳴る時と鳴らない時があるのでとりあえず放置して他の部分の化粧(見た目の処理)をしているところにORION登場。
 
 
 
 
 
本来のギミックよりも半分以上サイズダウンを実現し、テーブルのスペースも大きく確保できた改造に我ながら満足しながら「じゃ、テストしてみようか」とスイッチON!
 
 
 
 
 
 
と同時にばきっ!!という音が。。。
 
 
 
 
 
スイッチを切ってプロペラの部分を覗き込むと、最初6枚あった羽が何故か3枚に減っている。。。
 
 
 
 
さっきのカラカラという音はケースの内側に当たっていた音のようです。。。
 

 
 
ギミック部分に関してはオリジナルのものをそのまま移設しているので、私の加工によって何かが変わったのではなく、単に時間の問題だったようです。
 
 
 
何故か事務所にあった別のプロペラを付けてとりあえず作動を確認し、商品を引き渡す。 
 
 
 
 
 
ふ~、なんとか間に合った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう思っていたのですが、数日後ORIONから再び電話が。
 
 

 
 
銀「どう? 営業上手くいった?」
 
 
 
 

 
O「練習してたらプロペラが落ちた
 
 
 
 
翌日使うとのことで急場しのぎで付けたため、ネジが緩かったようです。。。
 
  
 

2009年5月13日水曜日

JWord対策

 
ネットを回っていると、なにやら突然インストールされる迷惑極まりないソフト「JWord」。
 
 
 
以下はGoogleを愛用している私の個人的意見ですのでJWordを愛用している方は無視して下さい。
 
 
 
JWordの検索機能は私が愛用しているGoogleと比べると使いにくい上、もともとYahooなど視覚的にうるさい感じの賑やかなトップ画面が嫌いな私にとって、JWordのあの色使いはインストールと同時に不快指数を上げてくれます。
 
 
 
 
勝手に人のパソコンにインストールした上、アンインストールするにはブラウザを全て閉じてさらに再起動をしなくてはならないという何を取ってもいいとこ無しのソフトJWord。
 
 
 
 
私と同様にJWordのインストールに嫌気が差している人は以下の方法でブロックできます。
 
 
Internet Explorerのツールからインターネットオプションを選択し、その中にあるセキュリティータブをクリックし、右端にある赤丸に白い一本線のマーク「制限付きサイト」をクリックし、下に現れる「サイト」ボタンを押します。
 

「次のWebサイトをゾーンに追加する」の欄に「*.jword.jp」をコピペして右の追加ボタンを押し、OKを押してください。
 
 
これで完了です。
 
 



 
 
では何故そんなソフトを未だにバラ撒いているのか。
 
 
 
それは当社にかかって来たある一本の電話で推測できました。
 
 
 
 
電話の主はJWordでした。
 
 
 
「御社サイトの広告をJWordに掲載しませんか? 今「マジック」というキーワードの登録はどこも無いのでトップに表示できますよ。 1キーワードに付き1社のみ掲載なので他社に取られる前にいかがでしょう? 」
 
 
 
という感じの売り込みでした。 




早い者勝ちで上位に表示される検索ってどうなんでしょう?
 
 
企業としては嬉しいでしょうが、ユーザーとしては選択の幅が狭まるため使う気が無くなるのではないでしょうか。 
 

 
 
 
そしてその中で出たのが「JWordのプラグインをインストールしているユーザーは●千万人もいるんです」という言葉でした。
 
 
 
 
「ワシGoogleフリークやからいらんわ」と丁重にお断りしましたが、無理やりダウンロードさせて勝手にインストールするプラグインの数を営業文句に使うとは、ひどい話しです。
 
 
 

2009年5月12日火曜日

接着剤 1

 
マジック用品はほとんどが考案者による手作りのため、携帯電話のように落下テストなどは行われておらず、輸送段階で壊れたり、商品によっては通常通り使っていても材料の良し悪しで破損したりする場合があります。
 
 
 
そんなときに必要になるのが「接着剤」です。
 
 
 
今日はその接着剤の代表的な物のお話。
 
(あくまでも私の経験と聞いた話なので科学的根拠はありません。 あしからず)
 
 
 
 
接着剤と言っても世の中には驚くほどの種類が出回っています。
 
 
 
大体の家庭にもあるのが「瞬間接着剤(以下瞬着)」ではないでしょうか。
 
 
ガンプラ世代の私の家にはガキの頃からタミヤ模型のプラモ用もありましたが。。。
 
 
 
この瞬着はそもそも外科用に開発されたらしく、指も良く着きますよね。
 
 
最近はあまりCMを見ませんが、かつては柱に瞬着を塗り、そこにウィリーさせたバイクの前輪をぶつけ、そのままタイヤが固定されるという印象的な物がありました。
 
 
このCMの影響か「とりあえず瞬着を使う」という人が多いようです。
 
 
瞬着は、張り合わせる表面を平らにした上で埃などを綺麗に取って接着します。
 
最近は改善されている物もありますが、多くは接着材を添付した周囲が白濁する。
 
張り合わせた面に対して垂直方向への力がかかるときは強いが、水平方向に関しては弱い。
 
という特製を持っています。
 
 
これらの特製を考慮すると、瞬着は強力な吸盤を表面に作るような物とイメージできます。
 
つまり、吸盤が着きそうにないところには使用しない方が良いということです。
 
 
 
木工製品などが破損して修理依頼をいただき、届いた物を見ると明らかに瞬着を使った白濁した後が見える場合があります。 
 
 
これが一番困るパターンです。
 
 
瞬着は表面が硬化するため、別の接着剤を使うにはそれを綺麗に除去しなくてはなりません。
 
 
そうしないと二つの物体その物ではなく、それらの表面にある瞬着の膜と膜を接着することになりますので、いくら良い接着剤を後から使っても効果は期待できなくなります。
 

 
 
そこで登場するのが家庭でよく見る接着剤その2。
 
 
木には時間がかかりますが「木工用ボンド(以下木ボン」を使ってください。
 
 
瞬着は固定する二つの物体の表面でその効果を発揮し、水分はそこで蒸発します。
 
しかし木ボンはその水分を木材が吸収して接着されます。
 
従って、表面にニスが塗ってある場合はヤスリで削り取る必要があります。
 

 
 
接着部分のイメージは、瞬着が吸盤なら木ボンは釘を数本角度を変えて打ち込んでいるようなイメージでしょうか。
 
 
 
木ボンにもいろいろと種類がありますが、上記のように浸透吸収して接着という特製を考えると、速乾性のボンドよりも通常の黄色いパッケージのボンドの方が強力に接着されます。
 
 
 
大工さんの話では「ちゃんと接着」してやれば、ほとんど木と同じ固さで接着でき、縦横あらゆる角度からの力に強くなるとのことです。
 
 
 

でも、この「ちゃんと接着」というのがちょっとね。。。




なんせ乾燥時間は半日~1日で、しかもその間しっかりと固定する必要があります。
 
実際には1週間ぐらい置くのがベストらしいです。
 
 
 
「しっかりと固定」と言うのは表面の凹凸を出来る限り少なくするため、万力のようなもので「しっかりと固定」するわけです。
 
 
乾燥時間に開きがあるのは空気中の水分もそうですが、何よりも木の水分が影響するからです。


 
 
 
お急ぎの時は速乾性を使ってみるのも良いでしょう。
 
 
 
 
 
 
壊れた部分をそんなに長時間「しっかりと固定」し続けることはかなり難しい場合が多いですしね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんせ、普通に使って壊れるぐらいデリケートな部分ですから。。。
 
 
  

 

2009年5月11日月曜日

今年のGW

 
久しぶりにゆっくりと過ごしていろいろ頭の中にあった構想をテストタイプとして形にできました。
 
 
ひとつは思った以上に良く出来たので商品化に向けて本格的に製作に入ります。
 
 
 
 
 
GWを振り返ると、生来の出不精である性格 + 人ごみ嫌い + 生まれたばかりの子持ちということで1週間家の周囲1キロ圏内にしか出かけていなかったような。。。
 
 
 

しかし今年のGWは高速の大渋滞+インフルエンザ騒動ですごいことになってましたな。
 
 
 
高速の渋滞は予想通りでしたが、インフルエンザの情報の錯綜ぶりにはあきれますね。
 
 
 
正しい(根拠のある)情報はいつになれば流れるのでしょうか。
 
 
 
毎週欠かさず見ている「たかじんのそこまで言って委員会」でやっとそれらしい情報が語られていました。
 
 
 
豚インフルエンザと呼ばれているが豚が起因という根拠が無いため「新型」といつの間にか改名されていて、一部では「アメリカ型」とも呼んでいるらしいが何故メキシコ型では無いのだろう?
 
 
 
そしてここまで大きな話題になっていいるのは何故なのか?
 
 
アメリカでは季節性のインフルエンザ(毎年来る今までのやつ)で3万人近くの死者が出ていて、日本でも毎年600人以上の死者が出ています。 しかもこれは純粋にインフルエンザが死因の統計であって、併発する肺炎などを計算に入れると10倍近く数字が変動します。
 
国内のインフルエンザ関連死亡数はこちらで見ることができます。
 
 
 
それを考えると、毎年ギャンブル的に流行を予測してワクチンを打つこれまでのインフルエンザと同じように対処すれば良いだけのような気がするんですがね。
 
 
 
メキシコで大流行したというのは医療にかかるお金の問題だと言われています。
 
 
新型インフルエンザは発祥から14日以上放置、もしくは市販の薬で対応した場合の死亡率が高いのですが、7日以内に病院に行けば大丈夫とのこと。
 
 
しかも死亡率は意外と低い。 初期に発表された死亡者の数はちゃんと確認をし始めるとだんだんと縮小されているらしいですし。。。
 
 
 
それが蔓延する原因と指摘する専門家も居ますが、WHOがフェーズ5から6への引き上げはやりすぎではないかと思います。
 
 
 
 
さらに、メキシコでは高齢者の感染が少なく若者が感染しているため若者の免疫力の強さが問題と言われていますが、これは高齢者が感染自体しにくい(何らかの抗体を持っている)のではないかとの見解の方が有力だと思います。
 
 
 
つまり、新型と呼ばれていますが既に60年ぐらい前に同型の物がメキシコで流行していて現在健在の高齢者は既に免疫を獲得しているという考えです。
 
 
特に致死率が高いわけでもなく、普通のインフルエンザでも毎年かなりの死者が出ているため、当時は既知のインフルエンザとして処理された可能性は高いのではないでしょうか。
 
 
 
 
そう考えると今回の騒ぎは行きすぎのような気がしてなりません。
 
 
 
マスコミがニュースに良い題材のため、不必要に騒ぎすぎているようにも思います。
 
 
 
中途半端に不安だけをあおり、タミフルなど現在有効な薬を不用意に飲むことでタミフル耐性を持つウィルスが生まれる可能性の方が心配です。
 
 
タミフルは特効薬ではありません。 単に症状がひどくなるのを抑えるもので、既存の風邪薬と同じような物ですのでウィルスが増える時(症状が出て48時間以内)に飲まなくては意味がありません。
 

専門家の診療を受けずに単なる風邪なのに自己判断でタミフルを服用
 

 
効果が切れかける(弱くなる)ころに本当にインフルエンザに感染
 

 
ウィルスが弱い薬に対して抵抗力を付ける
 
 
という構図です。 現在の状況では十分に有り得ると思います。
 
 
 
 
ちなみに、感染予防に有効と言われている「マスク」は感染者が他者への飛沫感染を防ぐのには良いようですが、感染を予防する目的で否感染者がマスクをして感染を防げるという科学的根拠は無いとのことです。
 
 
 
 
 
 

また、「うがい」は予防には役立ちません。 ウィルスは粘膜に付着後、約10分で体内に侵入するとのこと。
 
 
24時間を10分で分割すると144。
 
 
一日3回歯磨きをする人が買い物や仕事で外出したとして多目に5回うがいをしたとしましょう。
つまり、合計で一日に8回うがいをすることになりますね。
 
 
8÷144=0.055555・・・・


つまり、うがいによる予防の確立はわずか5%となるわけです。
 
 
ま、これは家の中に感染者がいることを想定した数字なので一人暮らしで外出しない限り人と接しないという方は20%ぐらいになるかもしれませんが、あまり有効だと言える数字では無いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うがい」で感染予防をしたい人は外出時は水筒を携帯して10分置きに頑張ってください