2009年5月11日月曜日

今年のGW

 
久しぶりにゆっくりと過ごしていろいろ頭の中にあった構想をテストタイプとして形にできました。
 
 
ひとつは思った以上に良く出来たので商品化に向けて本格的に製作に入ります。
 
 
 
 
 
GWを振り返ると、生来の出不精である性格 + 人ごみ嫌い + 生まれたばかりの子持ちということで1週間家の周囲1キロ圏内にしか出かけていなかったような。。。
 
 
 

しかし今年のGWは高速の大渋滞+インフルエンザ騒動ですごいことになってましたな。
 
 
 
高速の渋滞は予想通りでしたが、インフルエンザの情報の錯綜ぶりにはあきれますね。
 
 
 
正しい(根拠のある)情報はいつになれば流れるのでしょうか。
 
 
 
毎週欠かさず見ている「たかじんのそこまで言って委員会」でやっとそれらしい情報が語られていました。
 
 
 
豚インフルエンザと呼ばれているが豚が起因という根拠が無いため「新型」といつの間にか改名されていて、一部では「アメリカ型」とも呼んでいるらしいが何故メキシコ型では無いのだろう?
 
 
 
そしてここまで大きな話題になっていいるのは何故なのか?
 
 
アメリカでは季節性のインフルエンザ(毎年来る今までのやつ)で3万人近くの死者が出ていて、日本でも毎年600人以上の死者が出ています。 しかもこれは純粋にインフルエンザが死因の統計であって、併発する肺炎などを計算に入れると10倍近く数字が変動します。
 
国内のインフルエンザ関連死亡数はこちらで見ることができます。
 
 
 
それを考えると、毎年ギャンブル的に流行を予測してワクチンを打つこれまでのインフルエンザと同じように対処すれば良いだけのような気がするんですがね。
 
 
 
メキシコで大流行したというのは医療にかかるお金の問題だと言われています。
 
 
新型インフルエンザは発祥から14日以上放置、もしくは市販の薬で対応した場合の死亡率が高いのですが、7日以内に病院に行けば大丈夫とのこと。
 
 
しかも死亡率は意外と低い。 初期に発表された死亡者の数はちゃんと確認をし始めるとだんだんと縮小されているらしいですし。。。
 
 
 
それが蔓延する原因と指摘する専門家も居ますが、WHOがフェーズ5から6への引き上げはやりすぎではないかと思います。
 
 
 
 
さらに、メキシコでは高齢者の感染が少なく若者が感染しているため若者の免疫力の強さが問題と言われていますが、これは高齢者が感染自体しにくい(何らかの抗体を持っている)のではないかとの見解の方が有力だと思います。
 
 
 
つまり、新型と呼ばれていますが既に60年ぐらい前に同型の物がメキシコで流行していて現在健在の高齢者は既に免疫を獲得しているという考えです。
 
 
特に致死率が高いわけでもなく、普通のインフルエンザでも毎年かなりの死者が出ているため、当時は既知のインフルエンザとして処理された可能性は高いのではないでしょうか。
 
 
 
 
そう考えると今回の騒ぎは行きすぎのような気がしてなりません。
 
 
 
マスコミがニュースに良い題材のため、不必要に騒ぎすぎているようにも思います。
 
 
 
中途半端に不安だけをあおり、タミフルなど現在有効な薬を不用意に飲むことでタミフル耐性を持つウィルスが生まれる可能性の方が心配です。
 
 
タミフルは特効薬ではありません。 単に症状がひどくなるのを抑えるもので、既存の風邪薬と同じような物ですのでウィルスが増える時(症状が出て48時間以内)に飲まなくては意味がありません。
 

専門家の診療を受けずに単なる風邪なのに自己判断でタミフルを服用
 

 
効果が切れかける(弱くなる)ころに本当にインフルエンザに感染
 

 
ウィルスが弱い薬に対して抵抗力を付ける
 
 
という構図です。 現在の状況では十分に有り得ると思います。
 
 
 
 
ちなみに、感染予防に有効と言われている「マスク」は感染者が他者への飛沫感染を防ぐのには良いようですが、感染を予防する目的で否感染者がマスクをして感染を防げるという科学的根拠は無いとのことです。
 
 
 
 
 
 

また、「うがい」は予防には役立ちません。 ウィルスは粘膜に付着後、約10分で体内に侵入するとのこと。
 
 
24時間を10分で分割すると144。
 
 
一日3回歯磨きをする人が買い物や仕事で外出したとして多目に5回うがいをしたとしましょう。
つまり、合計で一日に8回うがいをすることになりますね。
 
 
8÷144=0.055555・・・・


つまり、うがいによる予防の確立はわずか5%となるわけです。
 
 
ま、これは家の中に感染者がいることを想定した数字なので一人暮らしで外出しない限り人と接しないという方は20%ぐらいになるかもしれませんが、あまり有効だと言える数字では無いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うがい」で感染予防をしたい人は外出時は水筒を携帯して10分置きに頑張ってください