2009年12月28日月曜日

いつのまにやら


年末ですね〜。 長い間ブログ書いていませんでした。

正確には「書く暇も無かった」なんですが。



ショッピングカートのサーバに問題があることが11月末に発覚して以来、新しいシステムの準備でいろいろと契約を済ませた上で(ハンコ押しまくりです)、1000を超える商品の情報を一個ずつ手作業でチマチマと移動させる日々。。。心が折れそうでした。


しかしやっと商品情報の移動が終わり、カテゴリ分けと会員情報などの移行、システムのチェックなどという形の見える作業(今まではカット&ペーストの繰り返しでした)が残っている状態になり、年末年始で形になりそうなのでなんとなく気分が変わり、ブログを再開することにしました。


既に読者は遠くに離れてしまっていると思いますが、がんばります。


で、再開一発目は今後にもつながるであろうネタ。



「買っちゃいました」



2〜3ヶ月我慢したんです。



でも、見れば見るほど欲しくなる。。。



辛抱たまらんでついに買っちゃいました。








新しいiMACでっす!

いや〜、奇麗し早い!!


インターネットなんかはWindowsとは比べ物にならないくらい表示が早いです。
(ソフトをあまり入れていない今だからかも知れませんが。。。)


付属のキーボードは少し薄すぎて打ちにくいのがアレですが、マウスは良いです。

iPod Touchのようにマウスの表面を指で撫でるとそのモーションに合わせていくつかの動作をしてくれます。

イカの寿司みたいにツルツルなのに。。。

で、現在使っているのがMagic Prefsというソフトで、これをインストールするとさらにマウスで使えるゼスチャーが増えます。

ん〜、便利。


近いうちにWindows 7 も入れて、一台で全部の作業ができるようにする予定です。

2009年11月16日月曜日

呪われとるのだろうか。。。


基礎とはなんぞや コイン編 其の弐をやっとリリースできました。
 
 
今回は、六人部慶彦氏をゲストに迎えてムトベパームの解説をしていただいたとても貴重な一本です。
 
 
で、発売の日になってショップシステムのサーバ管理者からメールが。
 
 
タイトルは「サーバ緊急メンテナンスのお知らせ」
 
 
 
 
え???
内容は、サーバのメンテナンスが必要であること。
 
 
そして、サーバをいじくってどうこうするのではなく、初期化するということでした。
 
 
 
しかも所要時間は数時間ではなく長ければ1~2週間。。。
 
 
 
 
 
 
 
えらいこっちゃ・・・
 
 
 
実は、前の「リテンションマニア」発売の際は、当日に例の国家権力の塊の方たちが東京から突然やって来ました。
 
 
そして今回、やっとこDVDが出来たその日にこのメールです。
 
 
 
 
お払い行くかな~
 
 
 
 
 

2009年11月9日月曜日

Open Office



WindowsはVistaになってかなり使いにくくなりました。。。
 
MACに対抗したのか、基本のシステムのグラフィックに力を入れすぎてパフォーマンスが落ちて本末転倒。
 
その点MACはグラフィックが綺麗なくせに起動が驚くほど早いです。
 
ちょっとネットで調べ物を、というときはWindowsは使う気になりません。
 

 
そのせいか、発売からかなり早い段階で次期OSの「7」が発売になりましたが、この特徴が「タッチパネル」って。。。
 
 
マウスとキーボードを使っている人間から言わせると、画面に向けて手を中途半端な高さに上げるという操作方法はかなり面倒くさい。。。
 
「起動が劇的に早くなった」というなら迷わずアップグレードするのですが、未だに私はXPユーザーです。
 
 
さらにOffice2007はインターフェイスまでもややこしくなって何処にどの機能があるのか分からん。。。
 
 
というわけで、私はOfficeのファイルを開くときのために「Back to 2003」というソフトを使っています。
 
 
これは2007のタブ形式のインターフェイスを2003のころのメニューバー形式に変換してくれます。
 
 
それよりもよく使っているのが「Open Office」です。
 
 
Open Officeはフリーで使えるオフィスソフトで、マイクロソフトのOfficeファイルとの互換性も高いため、現在はでこちらをメインに使っています。
 
 
海外のソフトですが、日本語化プロジェクトが進んでいますのでまったく問題無く使えますよ。
 
 
最近ではMAC版もリリースされ、私のMAC BOOKにもインストールしています。
 
 
Use OpenOffice.org

2009年11月7日土曜日

USBメモリ

最近手に入れたお洒落なUSBメモリです。
 

鍵の形をしているのでキーリングに付けることができますし、ボディーは金属製で防水仕様のため、他の鍵と一緒にポケットに放り込んでいます。
 
 
写真には写っていませんが、実際には先端にだけ付けられる小さなプラスチックのカバーが付属しますので端子も保護されます。
 
 
このデザインで4Gの容量で2000円代という値段です。
 
他にも8G、16Gとラインナップがありますが、メモ代わりにデータを保存するのが目的なので、私は4Gにしました。
 
 
プラスチックのカバーだけでは不安な方は、形が違いますが三角頭の方は端子部分も金属で覆われているようですのでそちらが良いかも。


 

 

2009年11月6日金曜日

世界が明日も続くなら

 
何故か私銀次郎はドラゴンアッシュなど、ヒップホップ系の方々と仲良くさせていただいております。
  
 
最近の単なる韻を踏んだだけの言葉遊び的なラップはあまり好きではないのですが、ドラゴンやGAKU-MCの楽曲は歌詞が沁みるので大好きで、ライブに呼んでいただく代わりにマジックを演じたりして交流させてもらっています。
 
 
そんなGAKU-MCのアルバムが出ました。
 
 
今回も良い歌詞ばかり!
 
 
オススメです。
 
 
-Fight for YA right !!- より
やみくもに 人々は自由と言う その理由
意味なんか そう考えもせず ただ単純にその口から出る
「ほらいつだってフリー 行きたいんだ自由気ままに」
なんて言ってみるが果たして それがなんなんだ? という話しです
全てがあるこの街の大通り タダで配られてる情報誌
情報に操られた向上心 気が付いたらなくなっていたのは闘争心
「ご自由にどうぞ」 そんなもんは蹴散らしていこうよ
無料で手に入る自由? 違うぜ 勝ち取るフリーダムこそが自由
 

2009年10月26日月曜日

そこか?!

 
最近ふじいあきら氏直伝のクラシックパスの練習を再開しました。
 
 
 
かなりいい感じに仕上がって来て、テーブルに鏡を置いて座って練習すること数日。
 
 
「うむ。 ツボが分かって来た! これで見えないぞ!!」と喜んでいましたが、次の日事務所で立って姿見の前でやってみると、何故か昨日まで聞こえなかったカードの擦れる音が。。。
 
 
 
 
おかしい。。。カードはスムーズに動いているし、パケットどうしが当たっている雰囲気もない。。。
 
 
 
 
 
何度も繰り返し、いろいろと角度を変えて鏡で確認したところ、カードが当たっているところが判明。
 
 
 
 
 
 
 
私のでした
 
 
 
 
 
まずはダイエットから?
 
 

2009年10月24日土曜日

編集完了!

 
「基礎とはなんぞや コイン編 其の弐」の編集がやっと終わりました。
 
 
コンセプトを決めかねて、何度も撮り直しを繰り返しましたが、最終的には「浅く広く」ではなく「せま~く、深~~~く」という形に落ち着きました。
 
 
 
最初のうちは軽く基本技法の動きを撮っていたのですが、撮れば撮る程言葉で伝えたいことが増えてきたので、単なる基礎の動きを動画で紹介するものではなく、その動作の部分部分での注意点や動作のコツなどを細か~く解説することで、自分でも納得できる内容に仕上がりました。
 
 
さらに、一般的な書物やDVDで解説されている技法を単に日本語で分かりやすく解説するというのであれば、私がやる必要もありませんので、今回は我流のアレンジを織り交ぜて解説しています。 基本技法もいろいろ工夫できるもんです。
 
 
 
ですので正直言いまして、いろいろと新しいことを覚えたい人には不向きですが、(私のアレンジを新しいと感じていただけるなら話しは別ですが)ひとつの技法をしっかりとマスターしたい人には良い物になっていると思います。
 
 
 
結局いろいろと撮りましたが、内容は大まかに「シャトルパス」「ユーティリティームーブ」「サトリティの効いたパーム5種類」の三本柱となります。
ひとつの技法のいろいろなバリエーションなどを解説しているため、全て練習していただいても良いですし、とりあえず気に入った物をみっちり練習していただいてもお楽しみいただける内容です。
 
 
そして、特別講師による解説も見逃せません。
(特別講師は発売日までヒ・ミ・ツ)
 
この方の解説だけでDVD1本分以上の値打ちがあります。
 
 
さぁ、この勢いに乗って「其の参」も撮ってしまおう!
 
 
そうしないと、また5年ぐらい開きそうやし。。。
 
 
あとはジャケットをデザインして、週明けにもDVDをプレス(量産)に出しますので、大体一ヶ月ぐらいだと思います。 ご期待ください。
 
 
 
 
 

2009年10月6日火曜日

撮影順調

 
 
長らくブログ更新さぼっていますが、DVDの撮影はいい感じで進み、あとは編集を残すのみとなりました。
   
 
プレスの時間などを考えると11月上旬にもリリースできる予定です。
 
 
「なんで基本技法撮るだけで2ヶ月もかかんねん?!」とお思いの方もいるとは思いますが、理解してもらえるよう説明を始めるといろいろと大変なんですよ。
 
 
 
だんだん説教臭くなって撮り直したり。。。
 
 
 
 
 
シャトルパスの説明だけで20分近く使ってみたり。。。
 
 
 
 
 
 
撮影中に大型車や救急車が通ってボツになったり。
 
 
 

 
 
また間が開くとなんなので、勢いで「その3」の分までまとめて撮っているのも時間を食っている原因のひとつなんですけどね。
 
 
 
 
内容に関しては、マジック関係者に見せたところ好評でしたので自画自賛できるものになると思います。
 
 

2009年9月25日金曜日

ZED

里帰りついでに東京にできたシルクドソレイのシアターに行き、ZEDを見て来ました。
 
 
海外で見たシルクのショーの中で私が一番好きなのはWynnラスベガスのLe Reveで、二番目はMysterで、OやKaのようにストーリーが重視された物はいまいち肌に合いません。
 

かと言って、以前来日したアレグリアのようにサーカス方向に寄りすぎているものもいまいちで、Quidamが国内で見た中では一番良いものでした。
 
 
 
そして今回見たZEDですが、2時間でストーリーとアクロバットを詰め込むスタイルは変わりなく、ストーリー(今回は天と地を旅する)に合わせてライティングやアクトの種類が代わり、わかりやす純粋に楽しめる内容でした。
 
 
個人的にはQuidamに並ぶ素晴らしいショーだと思います。
 

2009年9月16日水曜日

メタルギア


これまでX-BOXのユーザーだったのですが、オンライン認証のよくわからないシステムのせいで実績が抹消されたため、ちょうど安くなったPS3に乗り換えました。
 
 
そして同時にベストシリーズに入って安くなったメタルギアソリッド4も同時購入。
 
 
本編はそこそこにオンライン対戦に挑んだところ、マップもルールもまったく分からない状態のため、こてんぱんにされしまった。。。
 
 
 
 
休み明けからがっつりやり込んでリベンジしてやるぜぃ!
 
 



2009年9月13日日曜日

出動せねば。。。


 
個人的にはお台場ガンダムより、この無駄なデカさがかなり好きです。
 
 
水都大阪のイベントのひとつとして現在展示中の高さ9mを越える巨大アヒル。
 
 
息子を連れて、記念に写真でも撮りに出動せねば。。。
 
 

2009年9月1日火曜日

衝動に駆られて

 
ふじいあきら氏 レッスンin大阪の記事は8月31日に掲載しています。
 
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時折、商売には直結しないものを「作りたい!」という衝動に駆られることがあります。





   
作る前から「量産不可」「販売になると大変」「何よりも地味」という負け要素しかないと分かりながら、他の人気商品の製作を差し置いてでも作りたくなるのです。




 
もの作りが好きな人間のサガというものでしょうか。。。






以前は瓶の中にデックとデックケースを丸ごと入れたものを作っていました。



その数年後、海外で牛乳瓶の中に新品のデックが入っているものが高値で売られていましたが、私からするとあれだけ口が広ければ楽勝ですわ。




なんせ、私がデックを入れていたのは普通のウィスキーボトルですから。

 

 

瓶の中に帆船が入ったオブジェを見たことがあると思いますが、あれと同じ感じです。




   
 
そして今回、久しぶりにそんな衝動に駆られてしまいました。
 
 
 
 
 
2ヶ月ほど我慢したのですが、やっぱり作りたい。。。。
 
 
 
というわけで、今日2時間半もの時間をかけて作ったのがこの作品です。
 
 
 
 
 
 
私のカード加工技術の 無駄遣い 集大成です。




 
 
 
 


 

画像をクリックしていただくと拡大表示します ↑ ↑ ↑



切れ目が見えないようにグラスの脚に

カードを通してみました




 
 


 


 


ほ~ら、地味。。。


 

ちなみに、グラスの脚で隠れている反対側に切れ目があるとか、カードで隠れているグラスの脚が折れているなどというような卑怯な構図ではありません。



切れ目を入れた部分はしっかり映っています。


 


 


 
「そんなん作ってる暇あったら、はよオリジナル商品作れ!」という声が聞こえそうな今日この頃。。。
 
 
 

2009年8月31日月曜日

「ふじいあきら レッスンin大阪」企画




私がカードマジックを始めたきっかけは、ふじいあきら氏のテクニックを生で見た時でした。


 

それまではコイン一筋で4年ほど修行しており、数人のカーディシャンと呼ばれる人の演技も見ていましたが、「52枚もあるカードの中でコネクリ回して不思議を演出するのはずるい(簡単そう)」と思い、まったく興味が沸きませんでした。


 


 


しかし、ふじい氏の演技やテクニック(もちろん基本技法も)を見たとき、その考えは一変。


 

「これはやってみたい。。。」と思いカードマジックにも手を伸ばすこととなったわけです。



 


氏の技法は基本のディーリングポジションからして理論的で効率的に構築されています。


 


その一部は基礎とはなんぞやカード編で解説させていただいている通りです。



 


そして今回、ふじい氏の基本テクニックを毎月異なる内容でレッスンするというスクール企画を立ち上げました。


しかも会場は大阪です。

 

趣味でやっている方はもちろんですが、私としてはマジックバーなどでマジシャンとして出演している方たちにも是非受講いただきたいと思っています。
 





少人数で質疑応答を交えて行うワークショップ形式ですので、「カードマジックは長くやっているが、もう少し自然な動きにならないだろうか」「基礎とはなんぞやを見て少しは勉強になった」「コイン派だが、ふじい氏のようなテクニックなら習得してみたい」など、この企画にご興味がある方はinfo@ginjapan.com までお名前とご連絡先を明記いただき、「ふじい氏のレッスン希望」と記入してご連絡ください。


 



お問合せの数に応じて出来る限り多くの方に受講いただけるよう、同じ内容を月に二回行うなど、調整をしたいと考えています。


 

で、初回は以下の通り開催いたします。
 
(今回はとりあえず一回目をやってみようということでギリギリの告知ですが、今後はもう少し早くレッスン内容と共にGINホームページとメルマガにてお知らせいたします。)


日時:9月10日(木)  18:00〜20:30


内容:ディーリングポジション・ダブルリフト・ゲットレディ・トップチェンジの方法とタイミング(進行状況により増減あり)



会場:Y’s Club (敷居が高いイメージの北新地ですが、リーズナブルな価格設定のマジックバーです)



定員:各回10名


費用:レッスン料金 5000円(学生 4000円)+ ドリンク代
(会場をマジックバーY’s Clubさんに営業時間中にノーチャージでご提供いただいておりますので、一人1杯は必ず御注文ください:通常1000円のドリンクが750円)


お申込み専用ページ
 
  
 
 

2009年8月29日土曜日

新商品開発中


こっそり屋本舗のTAKAさんと当社事務所にてタバコを吸いながらだらだらと話していた極秘製品開発会議をしていた時、TAKAさんがくれたひとつの情報に私銀次郎が食いつきました。
 
 
 
 
道具としてとても面白いもので、いろいろと使い道が広がりそうだったのですが、TAKAさん曰く「作ってくれるところが無い」とのこと。
 
 
 
 
そこで私の海外ネットワークを使ってあるメーカーに問い合わせたところ、「サンプル作って今度送る」と一発OK。
 
 
 
 
 
商品化前の段階なので詳細はまだお伝えできませんが、日頃マジック道具を作っているメーカーから「で、これ何に使うのか聞いていい?」と聞かれるような道具です。
 
 
 
 
サンプルが間もなく届くので、届き次第TAKAさんとワイワイ遊びながら手順を作ってリリースします。
 
 
 
こっそり屋とGIN、初のコラボ商品にご期待ください。
 
 

2009年8月25日火曜日

カードシャークへご挨拶

 
大阪心斎橋にあるマジックバーカードシャークが移転したと聞いてしばらく経ちましたが、夜はDVDの撮影とモンスターハンター3が忙しいためなかなか脚を運べずにいました。
 
 
しかし、昨日マスターのキノピー氏より注文をいただいたので、配達を兼ねてご挨拶に行くことに。
 
 
 
住所的には前店舗から近いところと判断して適当な駐車場に車を停めキノピー氏に電話。
 
 
 
銀「たぶん近くに来てると思うけど、お店はどこ?」
 
 
キ「角に何あります?」
 
 
銀「○○屋って書いてあるけど。。。」
 
 
キ「。。。分かりませんね~」
 
 
銀「前の店からどう行ったらいいの?」
 
 
キ「前の店からですと、北へ1ブロック、東に2ブロックです」
 
 
などと電話でさんざんやりとりをして15分ほどあっちこっち歩き回った末に見つけたカードシャークは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駐車場の向かいにありました
 

 
 
歩かんでよかったやん。。。
 
 

2009年8月19日水曜日

出ないと思ってたでしょ?

長い沈黙を破ります。  近いうちに。
 
 
 
もう6年ぐらいになるのかな~?
 
 
 
 
基礎とはなんぞや~コイン編 その1~のリリースから。。。
 
 
 
 
やっと先週から「その弐」をとりはじめました。
 
 
 
今回は複数枚のコインを使用する技法をメインに解説します。
 
 
長い間作らなかった言い訳は以下のとおり。
 
1. 忙しい
 
2. ほぼ我流のため一般的な解説ができない
 
3. 物作りをしていると手が汚れて撮影に耐えられない
 
 
 
ま、3番目が一番大きな理由です。
 
特にコインを作っていると、手に油が染み付いたりヤスリで爪を削ってしまったりと、かなり汚い手になります。
 
 
2番目も解消するため、一般的な方法を改めて練習しました。
 
その上で、私流の方法も同時に解説して好きな方法を選んで練習していただけるような形態にしています。
 
 
 
 

 
 
前回はふじいあきら氏に特別講師としてマッスルパスを解説していただきましたが、今回も特別講師の方に出演していただきます。
 
 
 
 
 
その方とは。。。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
まだヒミツです






 
私はもちろんのこと、あのコインマジックの鬼であるジャコモやふじいあきら氏らが絶賛する方です。
 
今回快諾いただけたことに収録前から興奮気味の銀次郎です。
 
 

2009年8月15日土曜日

選挙なので

 
あまり政治に関しては書くつもりは無かったのですが、テレビの民主贔屓は異常なのでひとつ。
 
 
 
故人からの献金問題も解決していないのに今だ党首の鳩山氏に対して、その話しを持ち出す局はほとんど無いし、「日本は日本人だけのものではない」「1000万人移民計画」などという発言をしたことはどこに行ったのやら。。。
 
 
 
高速道路の無料化と言いつつマニュフェストには自動車一台につき5万円の増税。
阪神高速道路なら70回以上乗らないと元が取れませんね。
 
最低自給を1000円にすれば雇用は崩壊するでしょう。
 
公務員労働組合に労働基本権を付与すれば、ストライキもできるわけですよね。




テレビでは「一度変えてみえればいいんだよ。 ダメなら4年後にまた自民党に戻せばいい」などと簡単に言っていますが、民主のマニュフェストには「外国人への参政権の付与」も入っています。
 

私がその外国人の立場であれば、次回の選挙では参政権を与えてくれた政権に入れるでしょう。
 
国内居住の外国人は110万人強。 そこに1000万人の受け入れ。
その1100万人が同じ党に投票したら?
 

そうなれば「ダメでも戻せない」という状況になるのでは?
 
 
いろいろ考えていると、今回生まれて初めて「選挙に行かなくては」と真剣に思っております。
 
 
麻生・鳩山 党首討論 ←1対1なら麻生氏の方がしっかりしてますね。
 
 

 
 

やっぱりこっちで継続

 
アメーバブログに移転しようとしたのですが、アメーバは広告がデカデカと入るのでやはりBloggerで継続します。
 
 

2009年8月12日水曜日

広告掲載

一通り仕事が終わって帰ろうかと思っていたとき、事務所の電話が鳴りました。


相手は広告代理店の人。



そのときは機嫌も良く、ヒマだったので一通り話しを聞き、掲載先がスポニチと判明。
(とにかく前フリが長い。。。)


基本的に紙媒体への広告は打たないのですが、掲載と連動して同社のポータルサイトに広告が出るとのことで、面白そうなのでひとつ乗せることにしました。




と言っても既に発売された8月7日号の話しです。






で、その効果はと言うと。。。。











次の日から問合せの電話がひっきりなしに!!














全部別の広告代理店からですけどね。







もう載せへんっちゅうねん。



ノリやがな、ノリ。

2009年8月6日木曜日

狩猟解禁!



ついに出ました「モンスターハンター3」


発売と同時にやっていますが、PSPでやっていた時と比べてやはり操作がしやすい。


でも、画面が大きいとなんか締まりがなくて少し気合いが入らないような。。。



今回は水中戦闘なども加わって幅は広くなっていますが、どうやらオンラインでやらないとあまろ面白くないような評判です。



深夜にしか遊ばない私にとって、国内のオンラインは過疎地帯のため難しいところです。



ぼちぼちと素材集めなどやって行きます。

 

2009年8月5日水曜日

冷房病の治療法

昨日は冷房病で思いっきりやられました。


頭は痛いは汗は止まらないわで仕事にならないのでそそくさと帰宅。


遊んでもらえると勘違いして目を輝かせる息子を尻目にとりあえず30分ほど風呂につかって体を芯から暖めます。


そしてエアコンを切って風通しをよくした部屋で汗をかきながら寝る!



途中で着替えられるよう、枕元にはシャツを3〜4枚完備。



何度もドアを開けて「じーちゃんネンネ!」と息子が確認に来るが、相手をする余力は無し。

(親父とはさほど似ていなにのに、何故か私のことを「じーちゃん」と呼ぶ。。。)



だいたい3時間ほど寝た後、体は回復しておりました。



一人暮らしのころは30度を超える夜も扇風機だけで生活していたので、エアコンは体に合わんようです。


冷房病かなと思った方は一度試してみて下さい。

2009年8月4日火曜日

今年も来た

どうやら梅雨が明けたっぽい。


朝晩暑いので一日エアコンをつけていたら、案の定なりました「冷房病」。


毎年この季節は体調管理が難しい。。。


今日は頭痛がきついので早退しまする。

2009年7月27日月曜日

夏休みですね

最近昼間、うちの近所は小中学生がわんかさ溢れております。

気づけば子供たちはすでに夏休みなんですね。




男の子はアミと虫かごを持って公園などで蝉取りに明け暮れています。


少年たちよ、和やかで良いの〜。






しかし、小学校の高学年ともなるとなかなか知恵が回るようで。。。






近所の兄弟の会話。



兄「蝉は取りに行ってもすぐ死んでまうやろ」






弟「うん」






兄「だから、今年はかごの中にオスとメスを一緒に入れて交尾させて子供生ませるねん」






・・・お兄ちゃん、計画的やけど気長やな・・・








弟「・・・交尾ってなに?」










「そうやな〜・・・」










 まぁ、「付き合う」みたいなもんや!









兄ちゃん、ドヤ顔で言うてるけど、それはちょっと違いまっせ。。。


2009年7月25日土曜日

携帯の行き着く先って。。。

 
 
私はTU-KAのころからずっと同じ番号で、現在まで10年以上KDDI(au)を使い続けています。



DoCoMoは何か敷居が高い気がして結局手は出さず、ソフトバンクはセカンド携帯として持ったことがありましたが、営業所やサービスセンターの対応が最悪だったのですぐにやめました。


基本的に最低限の連絡をメールで済ませる程度にしか携帯を使わない私にとって「ワンセグ」「電子マネー」「高画質カメラ」などはまったく不要なため、あまり無理に機能を詰め込んでいないauがちょうど合っていたようです。

(などと自宅でブログを書いている今、事務所に携帯を置き忘れてきたことに気づく、、、)




しかし、最近はauもいろいろと機能を付け始めました。


そのせいでプログラムの不具合が出たりもしているようで、シンプルイズベストの私にとってはやりにくい状況になっております。



そんな中、ネットのニュースを見ていると意味不明な記事が。。。




KDDI、iida携帯「Art Editions モデル」の発売日を発表、2作品は100万円で販売







・・・・ひゃく・・・マンですか???



ほとんどの人が私と同じように純金やダイヤ・プラチナをあしらったような物を想像したのではないでしょうか。






しかし、その想像はとんでもない形で裏切られました。 






それでは実際にその100万円の携帯とやらを見てみましょう。









それぞれ作品名が付いています。

ひとつめのタイトルは「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」





それでは、どうぞ!




























どう? 幸福??










二つ目は「私の犬のリンリン」






















ノーコメント・・・









さらに、グッとお求めやすくなって10万円の携帯も同時に発売です。




その名も「宇宙に行くときのハンドバッグ」























さて、どこからつっこめば良いのやら。。。









ですが、実際に私が一番ひっかかったのは、このデザインを商品としたiidaブランドなる物のブランドコンセプトでした。




























これであのデザインになるか?




ご興味があるかたはこちらもご覧下さい。
 
 

2009年7月24日金曜日

小さければいいってもんじゃないんだよ

まだマジックの商品にDVDの解説が付属しているのが一般的ではなかったころ、私は日々解説書の翻訳に追われていました。



そのため、少しでも時間が開けばパソコンを開いて数行でも翻訳を進めたいと思い、そのころは小さいパソコンを何台か買っていました。



最初はDELLのPDA(携帯電話のお化けみたいなやつ)を持っていましたが、OSが中途半端なWindowsのため、ネットはちゃんと見れないし、データの変更も面倒ということからすぐに使わなくなりました。



そして次に選んだのがこれまたDELLの通常のノートパソコン。



これは普通に使えるものなのでかなり重宝しましたが、やはり普通のノートパソコンです。


重さ5Kgは「持ち運び」には不適当。



私が望む「いつでもどこでも」という要望に合う物はなかなか見つかりませんでした。




しかし、ある日ネットを見ていると、通常のWindowsが使える小型PCが発売されたとの記事が!!


その名もウルトラ・モバイルPC。 略してUMPC。


OQO社から出たその製品は、日本語のWindowsが使えるかも微妙な状況にもかかわらず、思わず買いそうになるほどの魅力がありました。




欲しい欲しいと思っていたら、SONYから似たような物が発売に。。。


それはVAIO Type Uという商品名でした。




それまで我慢していた私ですが、もう辛抱たまらん!




発売と同時に購入しました。


こいつがそのType Uです。








画面がスライドしてキーボードが現れ、両手で本体を持った状態でキー入力が出来るデザイン。



さらに両手の親指が当たる部分にマウスのようにポインターを動かす部分とクリックボタンが配置されています。




OQOの製品との違いは左右のコントローラーのせいで画面が小さくなっているという点でしょうか。 あと、バッテリーが独特な形で、手で持ったときにフィットするようになっています。




「これでどこでも仕事ができるぜ!」





と思っていたのですが。。。








キーボードが小さすぎる!!





あと、考えていなかった落とし穴がもう一つ。




このサイズの画面でWindowsが起動しています。



つまり、みなさんが使っているパソコンの画面をそのまま写真のサイズに縮小した物が表示されるわけです。




普通にアイコンをクリックするのはべつにいいんです。




でもね。。。




たまに出て来る「○○しますか?  [はい][いいえ]」的なボタンを押すのが至難の業なんですわ。



タッチパッド機能が付いているのでペンを使えばいいんですがそれだけのために本体裏側にあるペンを取るのも面倒で、毎回精密なマウスの誘導を強いられるため、日に日に持ち運ぶ回数が減り、今では充電すらされていません。



小さけりゃいいってもんでも無いんですね。。。

2009年7月21日火曜日

世渡り上手?

 
今日は久しぶりに我が家のジュニアのお話です。

 



 

いつのまにやら1歳と9ヶ月にもなり、少しずつ言葉を覚えて「じーちゃん」「ばーちゃん」と言って田舎の両親を狂喜乱舞させていますが、いまだに「とーちゃん」だけは言いません・・・







どうやら人が喜ぶツボを理解しているようで、妹の名前「さっちゃん」という言葉は覚えています。







何故妹の名前を呼ぶとよろこばれるのか。





たとえば妹がベビーベッドで泣いているとき、息子が「さっちゃん。 アーアー」などと言うと、それを聞いた両親は「優しい子やな~」とベタ褒め。





褒められた息子はニヤリ















なんかズルイでしょ?



 

 

 

教えたわけでもないのに、目が合った人にはとりあえず最敬礼で深々とお辞儀をし、すれ違う人には漏れなく「バイバイ!」と手を振る愛想の良さのため、近所でもなかなかの人気者です。

 

 

 

しかし、家に入ると一変!







私や嫁が「ダメ!」と言ったことばかりしやがる。。。







このまえは家の床に「う●こ」を塗りたくるし、娘のベビーベッドによじ登り、柵越しにフライングボディーアタックを見舞う。(残念ながら不発に終わり、本人が泣き叫ぶハメになった)









最近では私の持ち物ばかりを触りたがって大変です。

 

 

 

携帯電話はもちろん、テレビのリモコンなど、似たようなおもちゃを上げても2分ほどで飽きて本物を欲しがる始末。

 

 

 

そんな内弁慶の世渡り上手な息子が最近覚えた処世術。











それは聞こえないフリ







本人が望まないこと(歯磨きと寝ることを特に嫌います)を言うと、見事な演技で聞こえないフリをします。

 

 

 

 

 

銀:「ヨシ君(息子)、お茶飲むか?」



ヨ:「ン!(とりあえず返事をしてダッシュで来る)」



銀:「じゃ、お茶飲んだら歯磨きな



ヨ:(急に立ち止まって目をそらし、横にあるテレビを凝視する)



銀:「ちょっと、大将・・・聞こえてるやろ?」



ヨ:(テレビを見ながらニヤリと笑う)







なかなかの演技派です。

 

最近ではこの聞こえないフリを長時間持続することができるようになり、さらに別の用事(おもちゃを片付けるフリをしてまた散らかす)をして見せるようにもなり、手ごわくなっております。







そんな息子の面白い写真が最近撮れたので披露。

タイトル「プログラマー」







 


 

 

なんか、めっちゃ早くキーボード打ってるみたいですが、実際はノートパソコンを殴打しています。。。

 

 

 

データだけは残してね。。。
 
 

2009年7月17日金曜日

思ったよりも早く


届きました。 NIKE iDでデザインした靴です。



3週間の予定で待っていたので、突然の海外からの荷物に驚きつつ(商品は海外の工場から直送されます)開けてみたところ、自分のイメージが形になったものがそこにありました。



ちょっと感動。






やはりPCのスクリーンを通してのデザインなので色的には思ったより濃いところや薄いところがありますが、店で売っている白や紺をベースにした超無難なデザインを渋々買うことを思うと、とても満足できる内容です。











遊びで入れた文字もなかなかいい感じです。



2009年7月15日水曜日

習うより慣れろ・・・か??


最近は多くのレクチャーDVDが発売されており、効率的に技法などを学ぶことができる贅沢な環境が整っています。 しかし、不思議と「なぜあの映像を見ていてこんな仕上がりになるのだろう。。。」という中途挫折的な我流テクニックに仕上がっている人を見かけることがあります。
手元にDVDという動画メディアで完成形があるにもかかわらず、なぜそうなるのか未だに理解できません。
 
 
 
試しにYouTubeで「HARADA HOLD」を検索してみてください。
DVDの中で「やってはいけない」と言っていることを見事にやっている人の多いこと。。。
 
 
 
 
そこで今回私が提唱するのは私が実際に行っている方法です。
 
 
 
 
私は基本もそうですが、新しい手順や技法をマスターするときにとても面倒くさい作業を行います。
 
 
 
それは単に映像を見て反復練習をするのではなく、一度文章に起こすという作業です。
 
 
 
この方法は単に動画の動きを追うのではなく、自分なりにやるべき動作とやってはいけない動作を整理することができ、実際にやるときにはその文章に書いたことを順を追って行えば動作が正確に行えるという利点があります。  
 
 
 
 
例えばクラシックパーム。
 
 
 
簡単に説明しようと思えば最初の写真を見せて「これ」と言えば終わりです。
 
 
 
しかし、文章に起こすとこうなります。
 
 
 
コインを手のひら中央より少し手首よりに置き、それを手のひらに押しつけつつ親指を起こす。
このとき小指側は動かさず、あくまでも親指の動きのみでコインを保持する。
同時に他の指はリラックスし、指の関節が伸びきらないようにする。
また、本来指がある形をイメージし、指の間隔を少し開いて隙間ができるようにする。
パームをする際は親指の付け根にだけ必要最低限の力を入れ、指には力を入れないように注意する。 これにより親指の硬直を防ぐことができる。
力が弱くてコインが落ちると最悪だが、手がこわばってパームをしていることがバレては意味が無い。
また、親指を動かすときはその動きが目立たないよう、親指を真っ直ぐ伸ばさないように注意する。
動き的にはパソコンのキーを打っているときにスペースキーを押すような動き。
 
 
 
 
いかがでしょうか。 ひとつの止まった状態の技法を説明するにもこれだけの文章が必要となります。
単に手の中にコインを保持すれば良いというわけではありません。
 
 

この方法の欠点はとにかく時間がかかるということです。
 
 
 
しかし、下手に我流で間違えた練習を重ねるよりも数倍意味があると思いますので、お時間がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
 
  

2009年7月13日月曜日

Giacomo Bertini ワークショップ


11日、ジャコモベルティニ氏のワークショップを開催いたしました。
 
 

最初は6時間も何をやるのかと思っていましたが、実際に始まってみると6時間でも足りないぐらいの濃い内容に驚きました。
 
 
基本のクラシックパームから始めるということで「何を今さら」という雰囲気がありましたが、それも実際に始まると空気は一変。 一人ずつ手を取ってパームの位置を修正し、パームへのコインの運び方などを順に教えていくに従い、皆さんの動きが目に見えて良くなって行くことに思わずため息をついてしまいました。
 
 
基本って大事やな~
 
 
後半は未発表のハンドリングなども惜しみなく披露いただき、目から鱗が20枚ほど落ちた一日でした。
 

 
 

2009年7月4日土曜日

Nike iD




私はあまり靴にはこだわる方ではないのですが、腰が悪いので負担が少ないようナイキのエアーシリーズを愛用しています。

 

 

基本的に赤とオレンジが好きなのですが、あまりこの色が無い。。。

 

 

 

ところが、今朝テレビを見ているとなんとも嬉しい情報が。

 

 

 

自分で色をカスタマイズしてスニーカーなどを注文できるNIKE iDというのがあるとのこと。

 

 

 

早速ひとつデザインをして注文してみました。 最初の写真がネット上で私がデザインしたものです。
 
 
本物のように見えますが、デザイン用の画像です。

 

 

出来上がりまで3週間ほどと表示がありました。

 

 

かなり偏った自分好みの色でデザインできますし、8文字以内で好きな文字をプリントすることも可能ですので、ためしにGINJIROとプリントすることにしました。 文字の変わりにナイキのロゴを入れることもできます。
 
 
 
各パーツごとに色を決め、文字を入力するかナイキマークを入れるかを選択して注文するだけ。

 

 

かといってそんなに高いわけでもないので、これからは靴を買うときは重宝しそうなサービスです。

 

2009年6月24日水曜日

かゆみの季節ですね



写真のプラスチックのネズミのようなものは数年前に通販で買ったものです。
 
 
そして例のごとく現在生産していません・・・

 

たしか5~6千円ぐらいと、見た目に反したえらそうな値段で売っていたと思います。

(かなり買うのをためらった記憶があるので・・・)



 

商品名は「itchzapper」。

 

 

いったい何に使うのか。

 

 

 

 



一言で言うならかゆみ止めマシンでござる。

 

ね。 怪しいでしょ。

 

 

 

通販で買ったのですが、商品説明がまた胡散臭いのなんの・・・。


「イッチザッパーは皮膚の苦痛受容器を活性化し、毒素を中和するために濃縮熱を送ります。」
 


 

 

 

 

 

 

濃縮熱ってなんですのん???






 
使った感想から要約するとこうなります。
 
 
 
「イッチザッパーは痛みを与えると同時に熱で毒素を中和します」
 
 
 
どうやら蚊に刺されたときに皮膚に付く痒みを感じる成分は50度ぐらいの温度を加えると分解するらしいので、それを言いたかったのでしょう。
 
 
熱めの風呂に入ると痒みが止まるのと同じ感じです。
 
 
 
と、グチグチ書きましたが、実はこれ、かなり効果ありで愛用しています。
 
 
 
先にある小さな金属部分をかゆいところに当ててスイッチON。
 
 
待つこと数秒でLEDが消灯。 それと同時に痒みもストップ!


 
 
敏感肌の人のために「センシティブ」ボタンもついているなかなかの配慮です。
 
 
現在は販売していませんが、同じような機構の商品がいくつか出ています。
 
 
蚊に刺されやすい方は爪で×を作る前に試してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
 
私はホヤホヤの赤子と皮膚が柔らかい1歳児という最強の虫除け(生贄)がいるので去年から全然刺されてませんけどね。


類似商品↓

2009年6月17日水曜日

使えない? できない? やらない?

 
マジックの技法には「覚えたところで使い道が無い」という技法は確かに存在します。
 
しかし、その線引きはその人の普段の道具の扱いに起因するものが多く、常に怪しく扱っている人であれば怪しいカード技法などもナチュラルに見えるでしょう。
 
 
私は怪しい動作は出来る限り排除したい派ですが、怪しい動作の技法が大好きですので故ジュリーアンドラス氏のような独特な動きを良く練習しています。

ね。 めっちゃ怪しい動きでしょ。

実際に演技で使ったことはありませんが、練習をしていると面白いものです。

 

で、ある程度練習してからマジック仲間に見せると必ず言われるのが「そんなん使われへんからやらんわ」という言葉です。

  

 

確かに時間には限りがありますので、必要な物だけを練習するということは効率的にも重要なことでしょう。 しかし、不要と思える物の中からある瞬間何かがひらめくこともよくあります。

そういったものを多く蓄積することもアイデアを生み出すためには大切な作業ではないかと思います。

 

コインでクラシックパームなどの完全隠蔽の保持方法を好む方の中にはカールパームやJWグリップ、ムトべパームを「使えないのでやらない」と言い切る方がいます。

そういう人に突っ込んで聞くと、多くが練習すらしたことが無いと言います。

私は何かを否定するにはとりあえずそれをやって見なくてはいけないと思っていますので、出来る限りの技法を覚えて「出来るけどやらない」という返事が出来るよう頑張っているつもりです。

 

 

などと言いながら私もいろいろと「必要」と思ったことだけを練習してきて「やらない」でいたものがあります。

現在はそれが「できない」ことが情けなくて今更ながら練習しています。

それは。。。

 

 

 

 

コインロール

 

何で練習しなかったんやろな~?

 

 

2009年6月16日火曜日

勘違いの産物

私が6~7年前にバーでマジックを演じていたころ、良くやっていたのがトミーワンダー氏のツーカップルーティンでした。
 
 
手順はそのままなのですが、音楽に乗せて演じたいた。
しかし、その音楽というのが「音楽」というよりは単なる「効果音」でした。
 
 
タイミングを計るためのBGMは一切入れず、無音の中に効果音だけが突然鳴り、それと動作をマッチさせるというアホほど厄介な物でした。 全ては自分のリズム感だけが頼りです。

 
 
音を作るのは大変でしたよ。 実際に演技をしながら音声編集ソフトで「あと0.2秒ぐらいずらすか。。。」とチマチマやって2分少々の演技のために6時間ほどかけました。
 
 
最初は演技をやっているとき、お客さんが何度も後ろを振り返って他のスタッフの方を見るので何かと思っていたら「音がぴったりだから誰かが動作に合わせて効果音のスイッチを押していると思った」と言われたので、それ以来、カセットテープを横に置いて目の前で音を出しながら演じるようにしました。
 
 
 

実は、これを思いついたのは一度だけコパーンのCrazy Ball(当時はCrazy Cupというタイトルだったと記憶しています)のビデオを見たことがあり、彼のチョップカップルーティンが効果音に合わせてカップを持ち上げたりボールを出現させたりしていた記憶があったからです。
 

 
 
そのころ(ビデオを見た頃)はとにかく効果音に合わせて現象が起こるということに感動し、ずっとそれが頭の中にあったのですが、最近DVDになった映像を見て私は大きな勘違いをしていたことに気付きました。

 

 

 

「あれ? BGM入ってるやん・・・」

 

 

 

 

なんや。 これなら簡単やないか。。。 

2009年6月15日月曜日

ええな~


全高18メートル。 原寸大のガンダムがお台場に登場しているらしい。。。
 
公開前からかなり騒がれていますね。
 
実際には7月11日から8月31日までが公開期間らしく、頭が動いて体の数十箇所から光や煙が出るという仕掛けがあるらしい。。。
 
現物見たい。
 
 
というか、乗りたい。
 
 

2009年6月9日火曜日

私の常備薬

私は物作りをするとき、基本的に電動工具を使ったり、業務用のかなり良く切れるカッターやヤスリを使用します。
 
そうすると、うっかりと爪や指先を削ったりするのは日常茶飯事。。。
 
そこで活躍しているのがこのアーチスキンです。
 
 
傷口に塗ると、殺菌と同時に透明な薬液が固まり、傷口をガードしてくれます。
 
数分で綺麗に固まり、動かしても痛くありません。
 
 
しかし、問題は薬を塗ったときです。

商品の説明には「一瞬しみる事がありますが、速やかに皮膜をつくり、傷を守ります」とあります。
 
私が今まで使った経験上
 
 
 
 
必ずしみます


 
 
しかも、ちょっとした逆剥けでもええ歳したオッサンが思わず「ぬぉぉぉ・・・!!」と唸ってしまうぐらい。。。
 
 
 
使うたびに後から来る痛みをまとめて数秒でくらっている気分になり、逆に損しているんじゃなかろかと思うときもありますが、乾いてしまえば痛みも無く作業を再開できるので、常に傍に置いています。
 
 

2009年6月1日月曜日

波を作る

 
たまには真面目にマジックについて書いてみましょう。 長文ですが。
 
 
 
先日ドラゴンアッシュのライブ打ち上げに呼ばれ、メンバーと武田真治さんを含む20人近くの前で久しぶりに長めのクロースアップを演じました。
 
 
私は演技を構成する上で、観客のリアクションを想像して演技に緩急(波)を付けることを重視しています。
 
マジックは不思議なことが起こってあたりまえの世界です。
 
従って、マジックの質(現象のキツさ)に関してはあまり重視しません。
 

 
クロースアップマジックを20分ぐらい演じるとなった場合、不思議で不可能そうな現象を連発するというのもひとつの手かもしれませんが、マジックに対する基礎知識が無い観客にその違い(不可能設定など)を感じてもらうのは難しいことではないかと思うからです。
 
例えるなら「青色ダイオード」の発明がそんなにすごいことなのか、一般人にはピンと来ないのと同じようなもんだと思います。
 
 
 
最初からトップギアで5つの超不思議なマジックをしたとしましょう。 5つ目のマジックがその中でも一番不思議だったとしても、観客の思考が前の4つによって麻痺しており、思ったほどのウケも無く終わることが多いです。
 
逆に、不思議度70ぐらいのトリックでも、演技の順番によっては120や200のウケを取れることがあります。 私がいつも狙っているのはそこです。
 
 
私の場合は最初に大きな山を持ってきて、次に「なんじゃそら?!」というよなネタを。
そしてちょっと不思議なネタから度肝を抜くネタに持ち込んで終わるパターンが多いです。
 
この方法は難しいネタや高額なネタを複数使う必要が無いのでラクだろうと思われがちですが、自分の好きなネタを10個リストアップしたとして、流れに合わないネタを排除したりして実際に使える1個か2個に厳選しなくてはなりません。
 
元々マジックが大好きなので、演じたい物を自分で捨てるという行為はとても苦しいものです。
 
ですが、これを乗り切ると今まで以上のウケを取ることができると思います。
 
 
ちなみに、今回のショーの流れは以下のとおりです。
いつも360度囲まれて、近い人は肩越しに見ていたりする状況です。
 
 
1、セルフタイ シューレースからColour Change Shoelace
 
私はつっこまれやすいよう、最初は左右違う色の靴紐をつけておき、最後に同じ色になるようにしています。 さらに紐が解けているので演技前にダベっていると、かなりの確立でつっこんでくれます。
そして、それが演技スタートの合図となります。
演技前に「始めます!」と言って全員の注目を集めないのも私なりの方法です。
最初の現象で数名が「うぉ!!」と声を上げると周りは「え? もう始まってんの?!」と一つ目を見逃した悔しさのせいで次のネタに一気に集中してくれるからです。
 
一つ目に声を上げてもらえるようなビジュアルで後の演技の邪魔にならない良いネタを持って行くにもかかわらず、数名の人にしか見てもらえない。 つまり、ほぼ捨てネタとして使うのです。
これはもったいない気もしますが、これも最後の大盛り上がりのためです。

そして、ここで重要なのは二つ目(今回はカラーチェンジ)です。
 
見逃した人達は、何が起こったのかを数名の目撃者の「靴紐が!」という言葉から推測します。
(当然私は「今、靴紐が勝手に結ばれたんですよ」などと説明はしません)
ここで「じゃ。トランプのマジックを」と別の物を使うと本当に一発目が「捨てネタ」になってしまいます。
 
お分かりですね。 私の「不意打ちスタート作戦」は二つ目のネタは同じ場所・同じ道具で異なる不思議が起こらなくては効果がないのです。
さらに言うと、一つ目を見た人もさらに驚かせる必要があるため、一発目よりもキツい現象が求められます。 それらの点を考慮すると、今回の連携は良い物だと思います。  
 
 
 
2、カードマジックをしましょうと言ってZoom Zoom Deck
 
最初の2ネタで前のめりになっていた観客も「なんや~」という感じでニュートラルに戻ります。
 
この「観客をニュートラルに戻す」というのが重要な作業だと思います。
 
寿司で言うところの「ガリ」。 利き酒の間に口をゆすぐ「水」と同じ役割です。
 
 
 
3、ここで得意のハンバーグルーティン
 
とりあえず盛り上がります(笑)
 
 
 
4、アンビシャスカードなどのベタな手順をやった後、LITで締めます

基本的に、私はカードにサインをしてもらいませんし、デックを調べてもらったり混ぜてもらったりもしません。
 
「2枚同じカードがあるんじゃないの?」と言われたら初めてデックを手渡して調べてもらいます。
 
最初にマジシャンから「混ぜますか?」と渡すのは「出来るからやっている」という行為(マニピュレーションの最後の一枚を出したときだけ誇らしげに手の裏側を見せるようなもの)であって、観客が望んでいないタイミングでそれを強制するのはあまり良いことでは無い(あらための意味を成していない)と思うからです。
 
そして最後のLITは、やはり観客の手の中で現象が起こるという不思議であるため、クライマックスがマジシャンとは別のところで起こるわけです。
そうなると、マジシャンはその場から離れ易くなりますので、カードを触っているお客さんに「ありがとうございました」と一言告げて消えることができます。
 
 
 
5、アンコール:スーパーハード

今回はドラゴンのボーカルKj氏からリクエストを頂いていたスーパーハードをアンコールで演じました。
 
いつもは中ネタで「目が痛い!」と突然演じているのですが、アンコールということでスーパーハードを外した後、少しオマケで「目にゴミが入ってるみたい」と言って目から万国旗を出して「そりゃ目ぇ痛いはずやわ!!」などと合いの手をもらいながら爆笑の中終了しました。
 
 
 
ね。 大して大掛かりなネタはやってないでしょ?
 
 
でも手抜きではありません。 かなり考え、苦渋の決断ともなる取捨選択を行っています。
 
これもまた、観客ありきであるマジックの楽しみ方のひとつではないでしょうか。
 
 



 

2009年5月26日火曜日

いい仕事してますな~


最近いろいろと打ち合わせがあり、こっそり屋の店主TAKAさんが週一ペースで当社事務所に来ています。
前々から気になっていたロングシガレットについて話しをしたところ
「じゃ、今度持ってくるわ」とのことで、実物を頂きました。
 
 
 
以前若手がジョークで使っていたもの(こっそり屋の商品ではない)は単なるアクリルの白い棒だったので、正直同じように白い棒にフィルターのような茶色い紙を巻いただけなのだろうと思っていたのですが実物を見て感心しました。
 
 
 
いや、ほんとにいい仕事してます。
 
 
 
サイトの写真では伝わりにくいと思いますが、本体にはしっかりと紙が巻いてあり、吸い口側も綺麗に処理されています。
 
 
何より、先のタバコの葉のディテールが見事!
 
当店お客様の証言ですが、あまりの出来の良さに出した後「本当に吸えるの?」と聞かれるほどです。
 
こりゃ買いですな。
 
 

2009年5月22日金曜日

弐号機大破

 
 
当社では事務用と動画編集用で二台のパソコンを活用しています。
 
 
そのうちの動画専用パソコンが突然の不調!
 
 
 
 
3台あるハードディスクのうち2台を認識しなくなってしまいました。。。。
 
 
 
 
システムが入っているCドライブを唯一認識するプラグに接続し、使っていなかったもう一つのプラグに残り2台の内の一台を接続。
 
 
 
そのデータをひとまずCドライブに移送して、もうひとつのハードディスクと交換して移送したデータを戻すという作業をチマチマとやっていました。
 
 
 
しかし動画専用のパソコンです。
 
 
これまで当店で発売したDVDの内容などが全て入っているわけです。 
 
 
編集前のなが~い動画もバッチリと。
 
 
 
 
データを移すだけで数時間の作業でした。
 
 
 
ひとまず二つのドライブが使えるのでこの状態で使い続けてみるつもりです。
 
 
 
 
ええ。 写真の状態でです。
 
 
蓋を開けっぱなしでハードディスクをむき出しのままでね。
 
 
文字通り「外付けハードディスク」です。
 
 

意外と快調に動くもんですよ。
 
 

2009年5月20日水曜日

GENOウィルス

 
新種のコンピューターウィルスGENOはウィルスが埋め込まれたサイトを見るだけで感染し、個人情報をパソコンから抜き取られる可能性があります。
 
 
詳細はhttp://d.hatena.ne.jp/elderris/20090518/1242651277
 
 
アドビ製品の脆弱性を突いて進入するらしいので、とりあえずはAdbe ReaderとFlash Playerを最新のものにしておくことをオススメいたします。
 
 
 


Adobe Reader(http://get.adobe.com/jp/reader/)最新版は9.1
Flash Player(http://get.adobe.com/jp/flashplayer/)の最新版は10.0.22.87
 
 
 
対処法はhttp://www31.atwiki.jp/doujin_vinfo/ でまとめられています。
 
 

今のところ私のパソコンもサイトも無事のようなので、フルバックアップを取っておこう。。。
 
 

 
 

2009年5月15日金曜日

改造

 
私は市販マジックグッズの重要部分だけを流用し、原型をとどめないぐらいに改造して使うことがあります。
 
 
その場合、やはりそれなりの覚悟が必要です。
 
 
特に高額商品の場合は。。。
 
 
 
 
それが自分の物であれば少しいじってテストをし、上手くいけばさらに改造をするという手法を取れるのですが、人から頼まれた物だとそうは行きません。 

一度で出来る最高の改造をしなくてはならないので、その分リスクが高くなります。
 
 


従ってお客様からのカスタマイズは受けていませんが、身近な友人であればアフターフォローが出来るので気が向いた時だけ(その代わり無料で)受けることもあります。
 
  

 
 
 
今回は北新地のマジックバーY’s ClubのレギュラーマジシャンであるORIONからの依頼で、スノーアニメーター4を改造することになりました。
 
 
 
 
依頼を受けたのが4月中ごろで、5月10日のステージで使いたいとのことでした。
 
 
時間的に余裕があるので承諾しましたが、その後引越しなどでドタバタしているうちにORIONから電話が。
 
 
 
O「アニメーターはいつできますか?」
 
銀「え。 今日何日?」
 
 
 
 
 

 
O「5月8日
 
 
 
 
 
 
 

銀「・・・・がんばるわ」
 
 
 
電話を切ってすぐに事務所に行くと、まったく手つかずのスノーアニメーターが奥に突っ立っていました。
 
 
 
 
さすがに焦ってとりあえずパーツを分解し、使う部分と使わない部分を分け、使わない部分から流用できそうな物をサイズを合わせて切り出し、数時間でパーツを用意。
 
 
 
電気系統の配線を一旦ばらして接続不良などを探して再度ハンダで固定しなおしたりしながら4時間ほどで思い描いていた形の90%ぐらいを仕上げました。
 
 
 
後は電池を充電してテストをするだけだったのですが、充電には数時間かかるとのことなので、接着剤の硬化を待つ必要もあるのでそこでその日の作業は終了。
 
 
 
 
次の日(9日・使用予定一日前)の午後4時に引き取りに来るので昼から仕上げにかかりました。
 
 
 
電池を繋いで駆動をテスト。
 
ギミックにプロペラが回る部分があり、予定通り勢い良く回ってくれていますが、なにやらカラカラという音が。。。
 
 
でも鳴る時と鳴らない時があるのでとりあえず放置して他の部分の化粧(見た目の処理)をしているところにORION登場。
 
 
 
 
 
本来のギミックよりも半分以上サイズダウンを実現し、テーブルのスペースも大きく確保できた改造に我ながら満足しながら「じゃ、テストしてみようか」とスイッチON!
 
 
 
 
 
 
と同時にばきっ!!という音が。。。
 
 
 
 
 
スイッチを切ってプロペラの部分を覗き込むと、最初6枚あった羽が何故か3枚に減っている。。。
 
 
 
 
さっきのカラカラという音はケースの内側に当たっていた音のようです。。。
 

 
 
ギミック部分に関してはオリジナルのものをそのまま移設しているので、私の加工によって何かが変わったのではなく、単に時間の問題だったようです。
 
 
 
何故か事務所にあった別のプロペラを付けてとりあえず作動を確認し、商品を引き渡す。 
 
 
 
 
 
ふ~、なんとか間に合った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう思っていたのですが、数日後ORIONから再び電話が。
 
 

 
 
銀「どう? 営業上手くいった?」
 
 
 
 

 
O「練習してたらプロペラが落ちた
 
 
 
 
翌日使うとのことで急場しのぎで付けたため、ネジが緩かったようです。。。
 
  
 

2009年5月13日水曜日

JWord対策

 
ネットを回っていると、なにやら突然インストールされる迷惑極まりないソフト「JWord」。
 
 
 
以下はGoogleを愛用している私の個人的意見ですのでJWordを愛用している方は無視して下さい。
 
 
 
JWordの検索機能は私が愛用しているGoogleと比べると使いにくい上、もともとYahooなど視覚的にうるさい感じの賑やかなトップ画面が嫌いな私にとって、JWordのあの色使いはインストールと同時に不快指数を上げてくれます。
 
 
 
 
勝手に人のパソコンにインストールした上、アンインストールするにはブラウザを全て閉じてさらに再起動をしなくてはならないという何を取ってもいいとこ無しのソフトJWord。
 
 
 
 
私と同様にJWordのインストールに嫌気が差している人は以下の方法でブロックできます。
 
 
Internet Explorerのツールからインターネットオプションを選択し、その中にあるセキュリティータブをクリックし、右端にある赤丸に白い一本線のマーク「制限付きサイト」をクリックし、下に現れる「サイト」ボタンを押します。
 

「次のWebサイトをゾーンに追加する」の欄に「*.jword.jp」をコピペして右の追加ボタンを押し、OKを押してください。
 
 
これで完了です。
 
 



 
 
では何故そんなソフトを未だにバラ撒いているのか。
 
 
 
それは当社にかかって来たある一本の電話で推測できました。
 
 
 
 
電話の主はJWordでした。
 
 
 
「御社サイトの広告をJWordに掲載しませんか? 今「マジック」というキーワードの登録はどこも無いのでトップに表示できますよ。 1キーワードに付き1社のみ掲載なので他社に取られる前にいかがでしょう? 」
 
 
 
という感じの売り込みでした。 




早い者勝ちで上位に表示される検索ってどうなんでしょう?
 
 
企業としては嬉しいでしょうが、ユーザーとしては選択の幅が狭まるため使う気が無くなるのではないでしょうか。 
 

 
 
 
そしてその中で出たのが「JWordのプラグインをインストールしているユーザーは●千万人もいるんです」という言葉でした。
 
 
 
 
「ワシGoogleフリークやからいらんわ」と丁重にお断りしましたが、無理やりダウンロードさせて勝手にインストールするプラグインの数を営業文句に使うとは、ひどい話しです。
 
 
 

2009年5月12日火曜日

接着剤 1

 
マジック用品はほとんどが考案者による手作りのため、携帯電話のように落下テストなどは行われておらず、輸送段階で壊れたり、商品によっては通常通り使っていても材料の良し悪しで破損したりする場合があります。
 
 
 
そんなときに必要になるのが「接着剤」です。
 
 
 
今日はその接着剤の代表的な物のお話。
 
(あくまでも私の経験と聞いた話なので科学的根拠はありません。 あしからず)
 
 
 
 
接着剤と言っても世の中には驚くほどの種類が出回っています。
 
 
 
大体の家庭にもあるのが「瞬間接着剤(以下瞬着)」ではないでしょうか。
 
 
ガンプラ世代の私の家にはガキの頃からタミヤ模型のプラモ用もありましたが。。。
 
 
 
この瞬着はそもそも外科用に開発されたらしく、指も良く着きますよね。
 
 
最近はあまりCMを見ませんが、かつては柱に瞬着を塗り、そこにウィリーさせたバイクの前輪をぶつけ、そのままタイヤが固定されるという印象的な物がありました。
 
 
このCMの影響か「とりあえず瞬着を使う」という人が多いようです。
 
 
瞬着は、張り合わせる表面を平らにした上で埃などを綺麗に取って接着します。
 
最近は改善されている物もありますが、多くは接着材を添付した周囲が白濁する。
 
張り合わせた面に対して垂直方向への力がかかるときは強いが、水平方向に関しては弱い。
 
という特製を持っています。
 
 
これらの特製を考慮すると、瞬着は強力な吸盤を表面に作るような物とイメージできます。
 
つまり、吸盤が着きそうにないところには使用しない方が良いということです。
 
 
 
木工製品などが破損して修理依頼をいただき、届いた物を見ると明らかに瞬着を使った白濁した後が見える場合があります。 
 
 
これが一番困るパターンです。
 
 
瞬着は表面が硬化するため、別の接着剤を使うにはそれを綺麗に除去しなくてはなりません。
 
 
そうしないと二つの物体その物ではなく、それらの表面にある瞬着の膜と膜を接着することになりますので、いくら良い接着剤を後から使っても効果は期待できなくなります。
 

 
 
そこで登場するのが家庭でよく見る接着剤その2。
 
 
木には時間がかかりますが「木工用ボンド(以下木ボン」を使ってください。
 
 
瞬着は固定する二つの物体の表面でその効果を発揮し、水分はそこで蒸発します。
 
しかし木ボンはその水分を木材が吸収して接着されます。
 
従って、表面にニスが塗ってある場合はヤスリで削り取る必要があります。
 

 
 
接着部分のイメージは、瞬着が吸盤なら木ボンは釘を数本角度を変えて打ち込んでいるようなイメージでしょうか。
 
 
 
木ボンにもいろいろと種類がありますが、上記のように浸透吸収して接着という特製を考えると、速乾性のボンドよりも通常の黄色いパッケージのボンドの方が強力に接着されます。
 
 
 
大工さんの話では「ちゃんと接着」してやれば、ほとんど木と同じ固さで接着でき、縦横あらゆる角度からの力に強くなるとのことです。
 
 
 

でも、この「ちゃんと接着」というのがちょっとね。。。




なんせ乾燥時間は半日~1日で、しかもその間しっかりと固定する必要があります。
 
実際には1週間ぐらい置くのがベストらしいです。
 
 
 
「しっかりと固定」と言うのは表面の凹凸を出来る限り少なくするため、万力のようなもので「しっかりと固定」するわけです。
 
 
乾燥時間に開きがあるのは空気中の水分もそうですが、何よりも木の水分が影響するからです。


 
 
 
お急ぎの時は速乾性を使ってみるのも良いでしょう。
 
 
 
 
 
 
壊れた部分をそんなに長時間「しっかりと固定」し続けることはかなり難しい場合が多いですしね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんせ、普通に使って壊れるぐらいデリケートな部分ですから。。。
 
 
  

 

2009年5月11日月曜日

今年のGW

 
久しぶりにゆっくりと過ごしていろいろ頭の中にあった構想をテストタイプとして形にできました。
 
 
ひとつは思った以上に良く出来たので商品化に向けて本格的に製作に入ります。
 
 
 
 
 
GWを振り返ると、生来の出不精である性格 + 人ごみ嫌い + 生まれたばかりの子持ちということで1週間家の周囲1キロ圏内にしか出かけていなかったような。。。
 
 
 

しかし今年のGWは高速の大渋滞+インフルエンザ騒動ですごいことになってましたな。
 
 
 
高速の渋滞は予想通りでしたが、インフルエンザの情報の錯綜ぶりにはあきれますね。
 
 
 
正しい(根拠のある)情報はいつになれば流れるのでしょうか。
 
 
 
毎週欠かさず見ている「たかじんのそこまで言って委員会」でやっとそれらしい情報が語られていました。
 
 
 
豚インフルエンザと呼ばれているが豚が起因という根拠が無いため「新型」といつの間にか改名されていて、一部では「アメリカ型」とも呼んでいるらしいが何故メキシコ型では無いのだろう?
 
 
 
そしてここまで大きな話題になっていいるのは何故なのか?
 
 
アメリカでは季節性のインフルエンザ(毎年来る今までのやつ)で3万人近くの死者が出ていて、日本でも毎年600人以上の死者が出ています。 しかもこれは純粋にインフルエンザが死因の統計であって、併発する肺炎などを計算に入れると10倍近く数字が変動します。
 
国内のインフルエンザ関連死亡数はこちらで見ることができます。
 
 
 
それを考えると、毎年ギャンブル的に流行を予測してワクチンを打つこれまでのインフルエンザと同じように対処すれば良いだけのような気がするんですがね。
 
 
 
メキシコで大流行したというのは医療にかかるお金の問題だと言われています。
 
 
新型インフルエンザは発祥から14日以上放置、もしくは市販の薬で対応した場合の死亡率が高いのですが、7日以内に病院に行けば大丈夫とのこと。
 
 
しかも死亡率は意外と低い。 初期に発表された死亡者の数はちゃんと確認をし始めるとだんだんと縮小されているらしいですし。。。
 
 
 
それが蔓延する原因と指摘する専門家も居ますが、WHOがフェーズ5から6への引き上げはやりすぎではないかと思います。
 
 
 
 
さらに、メキシコでは高齢者の感染が少なく若者が感染しているため若者の免疫力の強さが問題と言われていますが、これは高齢者が感染自体しにくい(何らかの抗体を持っている)のではないかとの見解の方が有力だと思います。
 
 
 
つまり、新型と呼ばれていますが既に60年ぐらい前に同型の物がメキシコで流行していて現在健在の高齢者は既に免疫を獲得しているという考えです。
 
 
特に致死率が高いわけでもなく、普通のインフルエンザでも毎年かなりの死者が出ているため、当時は既知のインフルエンザとして処理された可能性は高いのではないでしょうか。
 
 
 
 
そう考えると今回の騒ぎは行きすぎのような気がしてなりません。
 
 
 
マスコミがニュースに良い題材のため、不必要に騒ぎすぎているようにも思います。
 
 
 
中途半端に不安だけをあおり、タミフルなど現在有効な薬を不用意に飲むことでタミフル耐性を持つウィルスが生まれる可能性の方が心配です。
 
 
タミフルは特効薬ではありません。 単に症状がひどくなるのを抑えるもので、既存の風邪薬と同じような物ですのでウィルスが増える時(症状が出て48時間以内)に飲まなくては意味がありません。
 

専門家の診療を受けずに単なる風邪なのに自己判断でタミフルを服用
 

 
効果が切れかける(弱くなる)ころに本当にインフルエンザに感染
 

 
ウィルスが弱い薬に対して抵抗力を付ける
 
 
という構図です。 現在の状況では十分に有り得ると思います。
 
 
 
 
ちなみに、感染予防に有効と言われている「マスク」は感染者が他者への飛沫感染を防ぐのには良いようですが、感染を予防する目的で否感染者がマスクをして感染を防げるという科学的根拠は無いとのことです。
 
 
 
 
 
 

また、「うがい」は予防には役立ちません。 ウィルスは粘膜に付着後、約10分で体内に侵入するとのこと。
 
 
24時間を10分で分割すると144。
 
 
一日3回歯磨きをする人が買い物や仕事で外出したとして多目に5回うがいをしたとしましょう。
つまり、合計で一日に8回うがいをすることになりますね。
 
 
8÷144=0.055555・・・・


つまり、うがいによる予防の確立はわずか5%となるわけです。
 
 
ま、これは家の中に感染者がいることを想定した数字なので一人暮らしで外出しない限り人と接しないという方は20%ぐらいになるかもしれませんが、あまり有効だと言える数字では無いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うがい」で感染予防をしたい人は外出時は水筒を携帯して10分置きに頑張ってください
 
 
 

 
 

2009年4月24日金曜日

引越し

 
昨日、10年近く済んでいたあばら家から引越しをしました。
 
マリック氏も足を運んでいただいた思い出深いところでしたが、さすがに二人目が生まれて手狭になったため、仕事場近くに移動することになったわけです。
 
 
 
 
 
 

 
正直私は引越しというものをナメていました。
 
 
今まで引越しというものをしたのは、実家から前の家に引っ越した一回だけで、そのときは自家用車で4~5回往復して終わらせた記憶があり、今回もそんな感じでノホホンと当日まで大した用意もせずに過ごしていました。
 
 
 
しかし、普通に考えればこれが如何に間抜けかは簡単に分かることでした。
 
 
前回の引越しは「実家の一室」から「ひとつの家」への引越しです。
 
 
荷物の置き場に困るわけがない。
 
 
 
 
しかし、今回は違います。 
 
 
「ひとつの家」から「ひとつの家」への引越しなのです。
 
 
家具もあれば電化製品もあります。
 
 
さらには私の仕事道具から細々した作りかけの物や実験中のものなど、要る物と要らない物をわけるだけでも数時間かかり、朝8時30分スタートで14時に荷物を積み込む予定が、結局荷物を積んだのが15時30分でした。
 
 
 
荷造りを手伝ってくれた二名の女性スタッフは、いたるところから「親指」が出てくる謎の家に首をかしげつつ、時には「腕が出てきた!」と悲鳴をあげ、何の変哲も無いように見えるコインやトランプをとても大事そうに自ら箱詰めする家長を不思議そうに見ていました。
 
 
あ。 うちのように小物が多い人は、引越し前に塗装用マスキングテープを用意しておくと良いと思います。
 
 
粘着力が弱く、簡単に切れるので、コインなどをしっかり固定しておいても綺麗に剥がせます。
 
 

 
 
 
荷物を積んでから新居に移動して荷物を下ろし、作業が終わったのが19時30分でした。
 
 
自分で重い荷物を運んだわけではないですが、家具の配置などを指示するために家の中を上がったり下がったりして今日は筋肉痛です。
 
 
 
日曜までに冷蔵庫が入るよう、山積みになっているダンボールを開梱して道を作らなくてはならないと思うと憂鬱な銀次郎です。。。
 
 
 引越し便利グッズ
 
 

 

2009年4月17日金曜日

お蔵入りしたキーボードたち その1

 
「初代キーボード」であるマイクロソフト製のものについて以前に書きましたが、現在愛用しているキーボードにたどり着くまで、いくつものエルゴノミクス系キーボードを試しました。

今回、その中で最も造形的に気に入っているものをご紹介いたします。
 
 
 
まず、そいつがお蔵入りになった理由は、「造形的に気に入っているのですが、とにかく設置が面倒くさい上に動きにくい」という点です。
 
 
 
 
「設置?」「動きにくい?」と思ったあなた。
 
なかなか鋭い。
 
 
キーボードなんて、普通は買って来てテーブルに置き、USBかPS2のコードを繋げばおしまいですわな。
 
 
 
 
 
しかし、私が選んだキーボードはそんな簡単なものではありませんでした。
 
(だからこそ、私の目にとまったともいえますが。。。)
 
 
 
 
 
そのキーボードの名前は「Kinesis Evolution」
 
 
Kinesis社はエルゴノミクス系のマウスやキーボードなどの老舗で、いろいろと面白い商品を出しているので、私が常にチェックしている会社でして、今回お話するEvolutionは、そこでもずば抜けて目だっていた商品でした。
 
 
過去形で話をしているのは、すでにその商品が製造終了(またか?!)になっているからです。
 
 
 
 
 
何故廃盤になったのかはある程度推測が出来ます。
 
 
 
設置が面倒である以上に、値段が高かったからでしょう。
 
だいたい当時で6万円ぐらいしていたと思います。
 
 
 
 
それでは、そろそろ全貌をお見せしましょう。
 
 
 
 
斬新で近未来的なデザインのキーボード。
 
 
Kinesis Evolution Chair mount です!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「アホちゃうか」と思った者。 半歩前へ出て歯をくいしばれ。。。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ちなみに、チェアは別売りです。
 
チェアまで注文すると空輸代金がアホほど高くなるので国内で似たようなものを買って代用しました。
 
 
 
 
 
 
キーボード配列はこんな感じ。
 
 
 


お分かりですね。
 
トラックパッドまで装備されているのでマウスを動かすために机に手を伸ばす必要はありません。
 
 
 
 
 
写真では左側パッドが四角いロゴみたいになってますが、私が持っているものはここも右側と同じようにトラックパッドになっていて、どちらの手でもマウス操作ができます。
 
 
 
 
しかも、椅子に取り付けたアームを調整することで、キーボードをそれぞれ前後左右に移動させたり傾けたりすることができますので、アームレストに肘を置いた状態でタイピングができます。
 
 
 
 
 
でも、そのをネジで固定するのが大変でした。。。
 
アームレストの素材って、やっぱり硬いんですよね。
 
それにドリルで穴を開けて付属の鉄板をビス留めするために、電動ドライバーを買うハメになりましたし。。。
 
 
 
 
 

 
 
しかも、サイバーな感じのデザインのくせに作られたのが結構古いらしく、無線ではなく有線接続で、しかもUSBではなくPS2(キーボードとマウスのケーブルが緑と紫のコネクタに分かれてるやつ)なんです。
 
 
 
つまり。。。
 
 

 
 
 
 
 
ケーブルの長さしかパソコンから離れられない
 
 
 
 
しかも、ケーブルがあるため、どちらか片方からしか椅子には座れません。。。
 
 
 
 
座ってしまえばなかなかの使い心地ですが、問題点が多くあるため、残念ながら今では事務所の飾りとなってしまった(私の中では)名作のひとつです。
 

 
 
 

2009年4月10日金曜日

お連れ様はご存知のようで

 
私が以前マジックバーで出演していたときのことです。
 
 
マジックをやっていると、やはりお客さんの中には「あ~、わかった!」と突然声を上げる人がいらっしゃいます。
 
こちらのミスが無い限り、ほとんどの場合「分かったつもり」で見当違いな推測をされていることが多いのですが、あきらかに「お前絶対分かってないやろ・・・」というお客さんもいらっしゃいます。
 
 
 
今回はそんなお客様のお話。
 
 
 
 
私がマジックを演じているとき、オープニングからひとネタごとに「あ! 分かった!」と連呼する男性がいらっしゃいました。
 
 
どうやら彼女さんを連れているようで、その彼女さんらしき人は次々と見破る彼に「すご~い。 分かるの?!」と尊敬の眼差し。
 

 
 

余談ですが、私は多くの場合この種の人たちの発言には悪気は無いと思っています。
 
マジックの楽しみ方は多種多様です。 「分かった!」と言って自慢げにネタの推理を披露される方は、他のみんなもネタを知りたいと思っていると考えていて、場が盛り上がると思ってそのような行動に出られることも多々あるようです。

これに対応するには、観客に対して挑発的な仕草や発言を行わないことが第一でしょう。
明らかに他のお客様が迷惑そうにしているときは「あのね。 クイズじゃないんだから」とたしなめますが、基本的には「そうか~、もっと練習せなあかんな~」と言って流していました。 

ここで「その推理はハズレですね」と対決ムードになってしまうとそのお客さんはムキになり、他のお客さんが楽しめなくなってしまいますし、結局はタネを明かさない限り相手の推測が間違っていることを証明する手段が無いため、最終的に「分かった」と言った者勝ちになってしまうので、あまり真剣に相手をしないというのが本音のところです。
 
 
 
 
 
話戻って「何を見ても分かったという男性と、それを尊敬の眼差しで見る女性」カップルのお客様のおはなし。
 
 
最初の2ネタはスライハンド系なのでもしかしたら何かが見えたのかもと思っていましたが、その次のネタはミスディレクションを使ったもので、あきらかに彼の目は私の目的のところに向いており、角度的にも絶対に見えないところで必要な処理を行いました。
 
 
 
しかし、現象が起こった直後、再びその彼から私の不快指数が一気に跳ね上がる言い方で一言。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

「あ~、上手いけど分かってしまった
 
 
 
 
 
何や、その「申し訳ないけど」みたいな言い方。。。
 
 
 
 
しかし、そこからお連れの彼女さんのコメントが微妙に変化しました。
 
彼女も何かを察知したようです。
 
 
 
 
「え~、これも分かるの?!  どうやってるの?
 
 
 
 
あえて私は聞かないので、その質問を彼にしてくれたことに心の中で感謝しつつ、彼の答えを待ちました。 そして彼の答えは。。。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



「分かったけど俺にはできんから秘密にしとく!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マジシャンの技量を褒めつつ自分の洞察力を誇示し、さらにはネタをばらされてはマジシャンが困るのでそれはしないという紳士であるかのような言い回し・・・

見事なスルーや。。。
 
 
 
  
 
 
 
その後持ち時間の10分弱の間、現象が起きるごとに「分かったけど俺にはできんな~。 さすが!」と合いの手を入れられながらのらりくらりと演技を続け、最後にその頃お気に入りだったフォーナイトメアーをばっちり決めてステージを降りました。
 
 
 
 
ステージの袖で「あ~疲れた・・・」と思っていたとき、客席の二人の声が聞こえました。
 
 
 
 
 
 
彼「最後のもすごいけど分かってしまったな~」






彼女「え~! あれもわかったん? どうなってんの??」






彼「いや~、分かったけど俺にはできんわ~」






 
 
 
 




彼女「もう、いいって
 
 
 
 
 
 
どうやら、お連れさんは彼が全然分かってないのが分かっていたようです。
 
 

 
 

2009年4月8日水曜日

ノーマル・・・か?!

当店では海外商品のオリジナルの紹介文を単に和訳するのではなく、出来る限り商品を実際に見たり触ったりしてから自分の感想も交えて商品紹介を書くようにしています。


  




それは、稀にですが商品紹介に意図的かと思えるほど確実に誤解を招くであろう言い回しが使われていることがあるからです。



 


  


いくつかありますが、その中で最も微妙な表現が「ノーマルデックで出来る」というものです。


 


 


 




ノーマルとは「標準の・正規の・規定の」という意味ですので、当然ノーマルなのだから仕掛けの無いデックのことだと思われるでしょう。


 


 


 

しかし、実際にはレギュラーデックに両面テープを貼ったり、特定の順番にセットしておかなくてはならない物も「ノーマルデック」と表現されています。


 


 


 


つまり、海外で言う「ノーマルデック」とは「ギミックを付加していない」という程度の意味だと考えなくてはならないのです。


 


 


 


さらにひどい場合、ノーマルデックで行うのはフォースの部分のみで、肝心のカード当てのところは思いっきりギミックを使うものであっても「ノーマルデックで」という説明が書かれていることもあります。


 


 





順番にセットしておくものは、演技が終わったあとに観客に調べてもらったり他のカードマジックに移行できるのでさほど問題ではありませんが、両面テープなどの「カード以外の準備」を必要とするものはそうは行きません。



 


 



既にある程度のルーティンが組みあがっていて、そこに足そうと仕掛けを使わないものを探している人にとってはまったく使えない物になりかねないからです。



 


 




ですので海外から直接商品を買われる際は、商品の解説の中で「使うのはノーマルデックです」と書かれている物は、とにかく一度は疑ってかかることをお勧めします。


 


 



 


 


2009年4月2日木曜日

何故そうなる。。。



当社は海外商品をメインに扱っているため、当然外人さんのやりとりが多くなります。

 

 
ほとんどの人が商売に慣れているため、特に問題もなく取引が成立しますが、希に、いまいち話しが通じず難儀する人もいます。

  

 

そこで、今回は計算に関するトラブルのお話です。

 
 

「外人さんは暗算が苦手」なんて話は聞いたことはないでしょうか?

 

 
日本人が九九を諳んじると「奇跡の算術」などと言う人もいるぐらいだとか。

 

 
 

 

4~5年ほど前のことですが、何種類かのDVDを合計で100本と、いくつかのネタを同時に発注した時のこと。
  

ひとつの箱にまとめてくれればよかったのですが、その相手はDVDが数十本ぐらいしか入りそうにない小さな箱を別々の荷物として送って来たのです。

 

 
「送料高くなるやんけ~」と思いながらも「ま、海外(日本)相手やし慣れてないんやろな」と寛大に見ていました。

 

 

 
送られて来た箱は小分けにされているとはいえ、一度に発送したようで、それぞれの箱に「1/5」「2/5」という風に「5個の荷物のうちの何個目」と分かるよう、マジックで書かれていました。

 

 
 

 
5個とも同じサイズの箱が届き、試しにひとつの箱を開けるとそこには20本のDVDが隙間無くビッシリと詰まっていました。


 


 


 


 
そして次の箱を開けると10本のDVDと、注文したDVD以外のネタが詰められていました。


 


 


 


・・・・・ちょっと待て。。。。  どう頑張っても20本しか入らない箱が5個。。。


 


 



そのうちひとつはネタが入っているのでDVDは10本だけ・・・


 


 


 


 


DVDが10本足りへんやん。


 


 


 


 

ということで、相手に「DVDが届いたけど10本足りないよ。 別便で来るのかな?」とメールをしたところ、次の日に早速返事が来ました。


 



 


 


「僕は20本入りの箱を5個送ったよ」


 


 


・・・・・いや・・・・箱の数は合ってるけど・・・・


 


 


 


  


何か噛みあっていない感を感じつつ、こちらの状況を分かりやすく伝えなおすことに。


 


「20本のDVDが入った箱4つと、10本のDVDとネタが入った箱が届いている。 たしかに箱は5個だがDVDの数は足りない。 だから残りの10本を送ってください。」と丁寧に返信。


 
誰が見ても問題ない文章であろう。


 


しかし、次の日届いた答えに私はどう返すべきか正直迷いました。。。


 


 


 
 


  


「私は間違いなく100本のDVD二種類のトリック5個の箱に入れて送った!」
 


 


 
 


 
どうやって????
 


 
先のメールでひとつの箱には20本のDVDしか入らないことは彼も認識しています。


 
 
20本入れたらぴったりの箱が5個。


 


うち、ひとつには別の物が入っているのでどうあがいても20本は入らない。


 


従って、5つの箱で100本のDVDを送ることは不可能であることは明らかである。


 


 

 


私はそれをさらに丁寧にメールに書いて送りました。





計算式を添えて・・・


 


 


すると彼は渋々ながら残りのDVDを送ってくれました。


(彼が渋々であったことは彼からのメールの端々から感じ取れました)


 


 
それ以来、そことは取引をやめてしまいましたが、彼の頭の中の数式は結局分からずじまいでした。


 


あの時もうちょっと我慢して聞いときゃよかった。。。

 





2009年3月30日月曜日

通称

以前、当ショップにTAKAというスタッフが居ました。







ご家族の事情により当社を退社されるまでの数年間、あの事件も共に経験し、私より一回りほど年上だったにもかかわらず、若輩者が運営するショップの裏方を見事にこなしてくれていました。








そのころの我々の間ではいくつかの商品に適当な名前(通称)を付けることがよくありました。



当時でも1000種類近く商品があったので、さすがに全部の商品名をお互いに覚えているわけにはいかなかったからです。





その名前の付け方にはいくつか法則がありました。





ひとつは商品名を短縮したものです。




Switch A Rooの場合は単に「ルー」。



サムチップフレイムは「サムチフレイム」といった感じでした。



また、
Inexhaustibole Pack of Cardsのように覚えるのも大変なものは短縮した上にちょっとアレンジを加え、「アイネクス(最初の4文字)」となりました。











そして、
おばけハンカチの場合はオバハン」












お互いに通じているとはいえ、この名前で普通に会話をすると、他人に聞かれると変な誤解を招きかねません。




T「銀ちゃん、オバハンいつ来る(入荷する)?」



「海外から先週出たっ(発送された)て連絡来てますけどね~」



~数日後~




T「海外からの荷物来たけどオバハンおらんで!








もはや人扱い。 ちょっとした失踪事件です。









 
 
別の名づけかたとして、商品名の一部を適当に取るという方法もありました。


 
 

人形が不細工すぎるということで、二人で一致して販売を決めた
チックトリックは「チック君」




Perplexing Penは少し言いにくいので「パープリン ペン」といった感じです。



 
 
 


また別の方法としては、直接的に使われている道具や現象、考案者そのものを通称としてしまうものもありました。




ブレイクスルーカードシステムは「オスタリンドの本」





Visual VOODOOは「ネイスンのDVD」

(このころはまだ一種類だけ扱っていたため、これで通じました)

















そしてInexhaustibleスポンジ「汗のやつ」













そんなこんなでいろいろと名前を付けていましたが、時にセンセーショナルな名前をお互いに思いついて、省略でもなんでもなく、さらに言いにくい名前を付けることもありました。

 

 

私が尊敬している故トミーワンダー氏のDVDセットのことを

 

 

 

トミーワンダー、日本名「和田とみお」のDVD

 

と命名。

 

 

 

 

しかし、TAKAが独自に付けた名前は強烈でした。

 

 

 

商品は、これまでに無い原理を使ったとても不思議なメンタル(カード)マジックで、当店でもロングヒット商品となっている「Ceremony of the IMMORTALS」(セレモニー・オブ・ザ・インモータルズ)です。

 

 

直訳すると「不滅の儀式」と言うかなり重厚なネーミングで、私はこのネタをずっと「セレモニー」と省略して呼んでいました。

 

 

 

ところがある日TAKAが一言。

(オリジナルの権利を尊重し、伏せ字無しでお届けいたします)



























「銀ちゃん、セレブの陰毛どこにある?」





 
 
 




そんなもんはうちには無いです・・・




 
 
 
 



さて、そんなTAKAさんがこっそりとショップをオープンしました。

路地裏のマジシャンの店 こっそり屋本舗当店でTAKAの手順をお求めいただいた方には説明不要な瞬殺ネタはもちろん、内装家具屋でもあるTAKAさんがデザインしたローダーなど、良いものを扱っておられます。 是非、みなさんこっそりと覗いてみてください
 
 
 

2009年3月27日金曜日

初代キーボード


前回、私がエルゴノミクス系のマウスを使っていることを紹介しましたが、今回はキーボードについて。
 
 
 
 
 
写真のキーボードはマイクロソフトのNatural Keyboard Proという商品で、私が最初に単体で買ったキーボードでした。 
 
 
 
 
 
「単体で」というのは、最初はパソコンを買ってそれに付いていたキーボードを使っていたのですが、いまいちしっくりこず、キーボードだけを買い換えたという意味です。
 
 
 
 
 
Windows 98が発売になりパソコンが普及し始め、CD-RWのディスクが一枚2000円ぐらいし、CD-Rドライブが4倍速書き込みで「すげ~!」と言われていた時代のお話です。
 
 
 
 
 
某量販店のパソコンコーナー(このころは専門店はほとんどありませんでした)に行き、いくつかのキーボードを物色しましたが、なんせそのころはパソコンを始めて間もないため、キーのピッチがどうやら、接続方法がどうやら言われてもまったくわかりませんでした。
 
 
 
 
 
しかし、そんな私の前に申し訳なさそうに現れたのがこのキーボードでした。
 
 
 
 
 
 
「なんじゃこれ、、、変な形やな~。  スペースキーやたらデカいし!」
 
 
 
 
 
 
と突っ込むのとは裏腹に、私の中の小さな悪魔がささやきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「よく分からんけど面白い形だし買っちゃえよ」
 
 
 
 
悪い病気には逆らえず、あっさりと購入してしまったというわけです。
 
 
 
 
 
 
使い勝手はというと、キーの配列が「ハ」の字になっており、ワキをしめずにタイピングが出来る上、よく使うスペースキーがやたらと大きいので重宝しました。
 
 
 
 
 
 
あと、キーボード上部にいくつかのショートカットキー(メールソフトなどをボタンひとつで立ち上げる)がありますが。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一回も押したこと無いです
 
 
 
 
 
 
しかし、このキーボードにも問題点がありました。
 
 
 
 
 
 
キーを「ハ」の字に配列しているためただでさえ横幅を取っているのに、その横に矢印キーとテンキーを配置しているので、場所を取る上にマウスを使おうと思うとそれらのキーを超えなくてはならず、かなりの距離をうごかさなくてはなりません。
 
 
 
 
 
 
小さな話と思うかもしれませんが、一日何時間もパソコンを使うとなると、この距離の往復はかなりのロスです。 
 
 
 
 
 
人間工学を考えたデザインではありますが、マウスを使うことを考えていないのが問題でした。
 
 
 
 
 
さらに、パームレスト(キーを押すときに手を置く部分)を大きく取っているため、テーブルの奥行もかなり使ってしまいます。
 
 
 
 
 
当時は液晶画面などというハイテクな物は存在していませんでしたので、奥行がガッツリとあるモニターの前にドデカイキーボードを置かなくてはならなかったわけです。
 
 
 
 
 
 
 
とかなんとか言いながら、国内で製造が終わってしまった後、わざわざ海外から英語キーボードを取り寄せた程気に入っていたのは確かです。
 
 
 
 
 
 
しかしその数年後、私をさらに熱くさせるキーボードに出会い、ナチュラルキーボードとお別れすることになったのです。
 
 
 
 
 
そのキーボードとは。。。。
 
(次回につづく)
 
 
 
 
 

2009年3月25日水曜日

具体的にお願いします

長い戦いの末、日本の二連覇でWBCが閉幕しました。

やっぱり最後はイチローが決めてくれましたね。


今回はそのイチローのひとことから。



WBCの韓国戦初戦、7回コールドで日本が勝った後にリポーターがイチロー選手に問いかけました。







「イチロー選手! 調子はどうですか?」









練習試合では不調だったイチロー選手ですが、この日は日本の期待に応えるかのようなヒットの山。







当然「今日は良かったですよ」という内容の返事をするのだと思って「しょーもない質問してるな~」と見ていましたが。。。








すこし顔をしかめたイチロー選手の答えは意外な面白いものでした。

















「それって女の子に『私のこと好き?』って聞かれてるのと同じようなもので、『調子悪い』って答えられるわけないじゃないですか・・・もうちょっと考えて聞いてくださいよ」













ごもっとも。









私も似たような短い質問をたまにいただきます。





















「○○(商品名)は面白いですか?」


















人それぞれ、「面白い」と思うものは違います。



ご質問の際は使うシチュエーションとか、ご自分の好みなど、もう少し具体的にお願いします。。。



 



 

 

 

2009年3月24日火曜日

ギガプリン

何気なくテレビを見ていたときに紹介されたのがこの「ギガプリン」でした。

バケツサイズのプリンが作れるキットということで、番組は放置して即アマゾンで検索!





「発売前商品 予約可」とあったので、迷わず予約!!



数ヶ月待ってやっと届いたものの、そんなに大勢で集まることも無いので棚に放置。 (粉末をお湯で溶いて使うので、長期保存可能)



それから半年ぐらい経ち、正月実家に帰る際、兄家族の子供達も集まるとのことで、こいつを作って持って行くことにしました。



当然のことながら、そのとき初めて説明書を読みました。






え~っと。。。

1、粉末(プリンになる)をお湯に溶かして付属のバケツに流し込む


2、カラメル(粉末)をお湯で溶かし、①を入れたバケツの中に流し込む

  カラメルが重いので下に溜まって固まります


3、蓋(写真の茶色いのん)を開けて粗熱(あらねつ)を取る










4、10度以下で10時間以上冷やす






え・・・・そんなにかかるの?




はい、ここまで読んで、冷蔵庫の大掃除開始です。


そもそも、我が家の冷蔵庫にバケツを入れることなんて想定していません。


結局半日の間(正確には寝ている間)、生鮮食品を犠牲にして、話しのネタのためだけにプリンを作りました。








そして翌日、プリンを車に乗せて実家へ。



開けてみても水分たっぷりでプルプルしているプリンは、固まっているのかどうかすらよく分からない状態です。






そして、お披露目の時が来ました。





「崩れるなよ~」と祈りながらバケツを逆さ向けますが、プッチンするようなところはありません。


説明書の通り、地味に側面に付属のヘラのようなスプーンを差し込んで空気を入れて皿に落とすのですが、その時の音が何とも言えない快感でした。



文字で表すなら。。。










ズ・・ズ・・・ズズズ・・・・(プリンが徐々に外れる音)


ズゥォップン!

ってな感じです。 これは気持ちいい。。。




皿に乗ったプリンは自重でバケツの半分ぐらいの高さになりましたが、崩れずにプリンの形をキープしていました。



巨大プリンに子供達は大騒ぎ!  ん~、大成功!



お味の方はプッチンプリンをさらに甘くした感じで、子供3人、大人5人でも甘すぎて食べ切れませんでしたが。。。





ま、皆さんも機会があれば、2リットル(20人前)のプリンをお試しください。




注文前に冷蔵庫の場所取りと、大皿の準備を忘れずに。











・・・って、アアアッ!!!!  










いつの間にかチョコプリンも出てるやん!!



こりゃまた買わにゃいかんな。