そのため、少しでも時間が開けばパソコンを開いて数行でも翻訳を進めたいと思い、そのころは小さいパソコンを何台か買っていました。
最初はDELLのPDA(携帯電話のお化けみたいなやつ)を持っていましたが、OSが中途半端なWindowsのため、ネットはちゃんと見れないし、データの変更も面倒ということからすぐに使わなくなりました。
そして次に選んだのがこれまたDELLの通常のノートパソコン。
これは普通に使えるものなのでかなり重宝しましたが、やはり普通のノートパソコンです。
重さ5Kgは「持ち運び」には不適当。
私が望む「いつでもどこでも」という要望に合う物はなかなか見つかりませんでした。
しかし、ある日ネットを見ていると、通常のWindowsが使える小型PCが発売されたとの記事が!!
その名もウルトラ・モバイルPC。 略してUMPC。

OQO社から出たその製品は、日本語のWindowsが使えるかも微妙な状況にもかかわらず、思わず買いそうになるほどの魅力がありました。
欲しい欲しいと思っていたら、SONYから似たような物が発売に。。。
それはVAIO Type Uという商品名でした。
それまで我慢していた私ですが、もう辛抱たまらん!
発売と同時に購入しました。
こいつがそのType Uです。

画面がスライドしてキーボードが現れ、両手で本体を持った状態でキー入力が出来るデザイン。
さらに両手の親指が当たる部分にマウスのようにポインターを動かす部分とクリックボタンが配置されています。
OQOの製品との違いは左右のコントローラーのせいで画面が小さくなっているという点でしょうか。 あと、バッテリーが独特な形で、手で持ったときにフィットするようになっています。
「これでどこでも仕事ができるぜ!」
と思っていたのですが。。。

キーボードが小さすぎる!!
あと、考えていなかった落とし穴がもう一つ。
このサイズの画面でWindowsが起動しています。
つまり、みなさんが使っているパソコンの画面をそのまま写真のサイズに縮小した物が表示されるわけです。
普通にアイコンをクリックするのはべつにいいんです。
でもね。。。
たまに出て来る「○○しますか? [はい][いいえ]」的なボタンを押すのが至難の業なんですわ。
タッチパッド機能が付いているのでペンを使えばいいんですがそれだけのために本体裏側にあるペンを取るのも面倒で、毎回精密なマウスの誘導を強いられるため、日に日に持ち運ぶ回数が減り、今では充電すらされていません。
小さけりゃいいってもんでも無いんですね。。。
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